2012年11月22日木曜日

おうちでワイン会②

おうちでワイン会①の続き、持ち寄りワインのご紹介第2弾です♪


左)Taittinger Rose, Champagne
中)KANTE Chardonnay '09/Friuli-Venezia Giulia
右)Pouilly Fume Marguerite '10/Domaine Alexandre Bain

ホストからの乾杯の1本と、
男性参加者からの白ワインセレクト。


まずはテタンジェ・ロゼ。「うわー、テタンジェ♪」って、参加者全員の目が輝いてました(^-^)
キレイなサーモン・ピンク。規則正しく、一本の筋状に上がってくる泡。
野生のイチゴやラズベリー、瑞々しいやや熟したフルーツトマトのような香り。
口に含むと、柔らかくキメの細かい泡と芳醇な果実の旨味が広がる。
さすがテタンジェ!おいしいなー♪ 
フルーツトマトとサーモンムース的な料理に合いそう(漠然とし過ぎ・・・)。

次はイタリアワイン「KANTE、シャルドネ」。
イタリアワインフェアで「白ワインの中で一番うまい!」って思った一本だそう。
樽香をつけない造り手らしく、シャルドネ本来の味わいが楽しめる、というコメントに、
もう期待値グングン上がりまくりで(笑
飲んだ感想を一言で言うと・・・優しい!!ふわっとした毛布に包まれる感覚♪
成熟した洋梨とかの果実の香り、火打石のようなミネラル感。
シャルドネは「ニュートラルで個性のない品種」とも言われていて、
だからこそ造り手の個性やテロワールを忠実に反映してくれる、
世界で最も愛される白ブドウ品種。その所以が分かる一本でした。

白ワイン最後は、フランス・ロワールのAOCプイィ・フュメ。
自然派ワイナリーが造る、衝撃のソーヴィニヨン・ブラン!
「ロワールのソーヴィニヨン・ブランはこんな感じ」っていう概念を覆される、
ぎゅっとした果実の凝縮感を楽しめた一本でした。
シュナン・ブラン??っていう位、リンゴの蜜やカリンのような、成熟した果実の香り。
全体的に丸みのある味わいなんだけど、やっぱりソーヴィニヨン・ブラン、
きちんと爽やかさやしっかりした酸味も味わえる。

前回ご紹介した、サンセール'09もそうだけど、
「フランス・ロワールのソーヴィニヨン・ブランってこんな感じ」とか、
「シャルドネ=樽香」っていう固定概念を持っていると、
完全に本質を見失うっていうか・・・本当に反省しきりです(汗
いやー、ワインって本当に奥が深い!
「また一から勉強し直そう!」という意欲が湧いたワイン達でした♪



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2012年11月19日月曜日

おうちでワイン会①

週末の雨の中、ワイン会を開催しました☆
一人1本持ち寄り+ホストによるブラインド・テイスティング。
参加者みんなの個性が溢れる素敵なワインばかりで、
本当に楽しく美味しく、そして勉強になった一日でした(^-^)/

←皆さんが持ち寄ったワイン♪











今回は、ホストによるブラインド・テイスティングについてです。
左)Alsace Riesling '09/Hugel
中)Sancerre '09/Domaine du Nozay
右)Sancerre '10/Domaine du Nozay

久し振りのブラインド。
「全部フランス」っていうヒントだけ頂きました。
まさかの同じサンセール・造り手のヴィンテージ違いが!


まずはヒューゲルのリースリング種を使った白ワイン。
リースリングにしてはやや濃い目のイエロー。
リンゴや洋梨のような香りと、リースリングらしい白い花、ペトロール香。ミネラル。
まろやかでふくよかな口当たりだけど、しっかりとした酸味もあって、後味はキリッとドライ。
リースリングの特徴を学ぶにはピッタリなワイン。
ヴィンテージは間違えたけど、品種とAOCは当たりました♪

次にサンセール'09。ロワール地方の上流、ソーヴィニヨン・ブラン種を使った白ワイン。
濃い目のイエロー。アプリコット、リンゴの蜜、カリン的な香り。
味わいもボリューミーで酸味もしっかり感じられる。
サンセールと同じロワール地方のシュナンブラン種を使った白と回答・・・間違えた!
さすが2009年グレート・ヴィンテージマジック。
これだけ成熟度の高いソーヴィニヨン・ブラン、ニューワールド系(チリとか)みたい(*o*)

最後にサンセール'10。こちらはロワールのソーヴィニヨン・ブランだと分かりました♪
'09よりも淡いグリーンがかったイエロー。
青りんごや洋梨の香りと、この品種ならではのハーブや草原のような若草の香り。
火打石のようなミネラル感。シャープな酸味と爽やかな果実味のバランスが良く、
サラダや白身魚の刺身やカルパッチョと合わせたい感じ。
いやー。ヴィンテージが違うと、こうも味わいは変わるんですね。
勉強になりましたm(_ _)m


次回からは、皆さんが持ち寄ったワインの感想をコツコツupします♪



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2012年11月16日金曜日

ボジョレーヌーヴォー祭り♪

ボジョレーヌーヴォー!
まぁ季節ものですので♪

横浜産貿センターで行われたヌーボー祭り。
今年初参加です(^-^)/

ボジョレー2種類とスペイン白、ロゼ微発砲を飲み放題+3000円相当のボジョレー1本+グラス+おつまみ1品付きで4000円。なかなかのお得感。

ボジョレー2種は・・・

1.ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー/
ジャン・フィリップ・マルシャン

すごくフルーティ!新鮮なイチゴとかラズベリーの香りと、ガメイ特有のキャンディー香。ペコちゃんイチゴキャンディー(スティック)って感じ。味わいは軽め。果実味たっぷり&渋みも無いし、新酒感たっぷり♪ボジョレーヌーヴォー堪能!

2. ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー/ドメーヌ・デ・コート・ドゥ・ラ・モリエール

一転、こちらはしっかり目のボジョレー。イチゴ・ラズベリー・ザクロの香り、しっかりとした骨格のある味わい。渋みもそこそこあるし、ヤギのチーズにも合わせやすい位のしっかり目ワイン。

総評。ヌーヴォー感を味わいたいなら1。しっかりしたガメイ種を楽しみたいなら2。でも、どちらもとってもおいしかったです♪

ちなみに、ボジョレーは「ボージョレ」が正しい発音らしいです。
そのボージョレは一応ブルゴーニュっていう枠組み内で、
ブルゴーニュ最大の産地なのですが、
現地の統計等からも「ボージョレ地区は除く」って言われちゃう、ちょっと物悲しい地域。

なんとなく安くて軽めのワインっていうイメージですが、
グラン・クリュレベルは意外としっかりした味わいのワインなんです。
事実、2012年ワインエキスパート2次試験で、ボージョレ地区のガメイ種が出たのですが、
正直ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヲンかメルローと間違う位でした。

ただ、ヌーヴォーはやっぱり、このフルーティー感を楽しみたい♪
ってことで、1番のマルシャンに軍配!


…酔いが醒めたら、じっくりボージョレについてまとめます(>_<)



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2012年11月14日水曜日

おでんでシッポリ

こんな寒い日は、温かいおでんでシッポリと。
という訳で、綱島駅にある「明治屋」へ。

まずは瓶ビールとおでんの盛り合わせを注文。
キリンラガーってところがイイね(゚ー゚)(。_。)ウンウン

ちゃちゃっと盛って出してくれたおでん。
芯まで出汁が浸み込んだジャガイモに、
がんもどき、昆布、ウィンナー巻。
出汁が浸みてるけど弾力のあるちくわぶ。

ジャガはホクホク。ジャガの甘みと出汁が相まって、
口の中で旨味がジュワーっと広がる。

がんもどきはフワフワ。いい感じに浸みた出汁と、
具材の味、豆腐の旨味がたまらない♪
たまらず熱燗を注文。

赤ウィンナー巻。ウィンナーの肉汁と出汁が、練り物に浸み込んで・・・おいしー(゚∇^d)

昆布は原型を留めないほど見込まれた感じ。ここまで煮込む前の物が食べたかったなぁ。

この後、7~8cm位ある、芯まで出汁が浸み込んだ大根と熱燗を追加注文。
この大根がまた、熱燗と合う!冬の味覚ですね(^-^)

お品書きに値段が書いてなかったのでドキドキしたけど、これで2千円ちょっと。


店のご主人とお話ししたところ、このお店は昭和13年開業とのこと。
当時は宿が80軒くらいあり、芸者さんもたくさんいて、格式高い温泉(鉱泉)街だったそう。
浅草あたりから遊びに来る人達で賑わっていたけど、
新幹線が開通し、より価格の安い熱海にお客さんが流れ、
残念ながら綱島温泉街は廃れてしまったんだとか…(ノд・。)

ちなみにご主人は二代目で、平成元年に今の場所に移転したらしいのですが、
何とも味のある、昭和テイスト満載な場所でした。

綱島温泉は鉱泉で、温度は20℃程度と低いため沸かしています。
昔は胃腸薬代わりに飲まれていたそう。
御年80歳弱のご主人の肌艶はキレイで若々しく、温泉の効能が期待できますね(゚∇^d)

寒くなってきたこの季節。綱島温泉からの明治屋シッポリ飲み、いいかもです(*´∇`*)



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2012年11月13日火曜日

キッカケワイン

ワインに"どっぷり"ハマるキッカケになった1本。

「Castillo Ygay Gran Reserva Especial 1978 / Marques de Murrieta」

スペイン・リオハの赤ワインなんだけど、
「うわー、おいしい!」って感動しきりでした(*´∇`*)

色調は淡いレンガ色。
ドライイチジクとかアンズの香り。
酸味も渋みも落ち着いていて、
すごくキレイな熟成果実の甘みが広がる。


かなり前に飲んだので、香りや味の詳細は忘れましたが、
30年以上経つのに、驚くほど若々しくてエレガントでした(=´▽`=)


このワインの造り手「マルケス・デ・ムリエタ」は、リオハ・アルタに1852年に設立。
創始者は「リオハのモダン・ワイン造りの父」と呼ばれ、
その功績から侯爵(マルケス)の称号を与えられたそう。

中でも「カスティジョ・イガイ」は、イガイエステートで栽培されるブドウの出来が
非常に良い年にのみ生産される、特別なワインなんです♪

1978年ヴィンテージのセパージュは、
テンプラニーリョ 75% /ガルナッチャ 10% /マズエロ 12% /グラシアーノ 3%。
マズエロは、南仏でよく使われる「カリニャン」の別名(シノニム)。

9月に手摘みで収穫・除梗されたブドウは、木桶で約25~30日間かけて醗酵。
1日2回、液上面に浮いた果皮などの果帽をかき混ぜる作業(ルモンタージュ)を行います。

驚いたことに、225Lのアメリカンオーク樽で、なんと216ヵ月(18年!)も熟成させるそう!
グラン・レゼルバ(赤)の規定は「60ヵ月以上の熟成、うち樽熟18ヵ月以上」。
もう楽々クリアです( ´ ▽ ` )ノ


もう一度味わってみたいけど、2万円弱とお高め・・・
毎日100円ずつ貯めると、200日後。
216ヵ月熟成に比べれば、200日後なんてすぐ・・・( ´ ▽ ` )ノ




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2012年11月12日月曜日

ワインエキスパートへの道のり

元旦に、突如思い立った「ワインエキスパート取得」という目標。

並大抵のワイン知識がなきゃ、合格なんて絶対無理!って事に気づき、
コツコツ通ったワインスクール。

脳と肝臓をフル回転させて、なんとか合格に辿り着けましたヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ

そんな新米ワインエキスパートの「飲んだくれ日記」です(*´∇`*)

ワインエキスパート取得に必要だった知識・情報の整理と共に、
飲んだワイン(たまに日本酒、ビール等々)を記録と、
「ツケ」のように溜まる脂肪を落とすべく励む「ダイエット記録」なんかを加えつつ、
気の向くままアップしていきます。




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