2017年3月10日金曜日

シャッフェン発見

何だか韻を踏んだかのようなタイトル...

さて、以前バーガーと共に飲んだシャッフェンベルガーを購入!
早速飲んでみました♪


← NV Scharffenberger brut
うん、やっぱり美味しい❤︎
泡もきめ細かいしクリーミー。
果実味豊かだけど、酸味とのバランスが良く、
ついグイグイ飲んでしまいます(^_^;)
シャルドネ60%ピノ・ノワール40%、瓶内2次醗酵。

ふくよか系スパークリングで、
やっぱり鶏もも肉グリルに合うなぁ。
付け合わせにマッシュポテト合わせたい感じの泡です。
もうグリルチキンバーガー&フライドポテトセットに
合わせても良いんじゃないかっていう(^-^)
こんな事書いてる内に、また飲みたくなって来ました(笑)

以前ご紹介した輸入元さんで、まだ購入できそうです✨


では、ひとっ走りリカーショップに買いに行って来ます💨
帰りにチキフィレのドライブスルーに寄ろうかな(笑)


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2017年3月4日土曜日

ジスクール

手伝いがてら観光って事で一緒に渡米した母。
帰国が迫る中、しばらく会えないねぇ、など
しみじみとした話をしながら飲んだワインがこちら。


← 2008 Ch. Giscours / Margaux
ボルドー格付け3級、カントナックに位置するジスクール。
この年の比率はカベルネ・ソーヴィニヨン65% メルロー30% カベルネ・フラン5%。
元は凝縮感のあるブルゴーニュ的なストラクチャーのワインだったそう。
8年熟成を経て、タンニンは綺麗に溶け込み最初の飲み頃を迎えた感がありました。
まだ若いカシスの果実感の中にも、ドライフルーツやドライフラワー、
紅茶などのニュアンスも綺麗に出て来てます。
2008年ヴィンテージ、エレガンスがあって良いですよね♪

ワインの事は何も知らない母も、あら美味しい、と杯を進めてました(^-^)


ビンテージは違いますが、ジスクールはこちらで購入可能です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
シャトー ジスクール 2013 750ml 赤ワイン フランス あす楽
価格:5280円(税込、送料別) (2017/3/9時点)



引っ越しで疲れた心を癒す、そんなワインでした。

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2017年3月2日木曜日

アメリカに住んでもーた

生活にもろもろ変化があり過ぎて、
ずーーーーっとブログをほったらかしにしていました(・・;) 

なんやかんやで、アメリカに住むことになった私。
日本では手に入りにくいワインも含めて、
少しずつ記録して行こうと思います♪

さて、記念すべきアメリカ最初の1本はこちら。

←2013 Boom Boom! Syrah / Charles Smith

なかなかパンチのあるエチケット。ワシントン州で造られるシラー種100%のワイン。

うん、シラー!胡椒や黒オリーブの香りがしっかり。今庭で摘んできましたよ、っていう程のフレッシュなハーブの香り。そしてエチケット同様のパンチのある濃厚な黒系果実の香りに圧倒されます。
味わいもしかり。口の中が爆発するんじゃないかって程の果実味が広がり、アメリカのしっかり味の肉料理にピッタリの味わいでした。

パンチのあるワイン好きの方にお勧めです♪

私は…。

完全に時差ボケでぽやぽやしてた心身に「喝っっ!」が入りました(笑)

ヴィンテージは異なりますが、日本でも購入可能です!




パンチのあるワイン好きの方や
日々の生活に「喝っっ!」を入れたい方に。
また、BBQのお供にも最適です\(^o^)/
(アウトドアワインに便利なスクリューキャップ♪)

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2013年10月24日木曜日

ピンティア by ベガ・シシリア

前回楽しんだ熟成ブルゴーニュ。そのシミジミした旨味を十分堪能した後は、力強さを堪能☆
という訳で、今回は「スペインワイン」編です♪

スペインワイン。一概には括れないその豊富なバラエティ。まだまだ自分のワイン知識が乏しかった頃は(今でもですが・・・)、正直スペインワインを「濃いねー」って具合に、一括りに捉えていました。そんな私の目を覚まし、しかもワインにどっぷりとハマるきっかけとなった「'78 ムリエタ」。この美しい熟成テンプラニーリョを味わった時の感動と、ワインというお酒の底知れぬ深さに畏敬の念を覚えた事は、今でも忘れられません。
その後ボチボチと知識も増え、その知識の上ではスペインワインの個性豊かさを知っているつもりですが、恥ずかしながら経験的には無知。

という訳で、今回頂いたワインは、スペインワインのプロフェッショナルがお勧めする一本!非常に楽しみです☆

←2006 PINTIA / BODEGAS Y VINEDOS PINTIA
スペイン・カスティーヤ・イ・レオン州のDOトロで造られるピンティア。100%テンプラニーリョで造られるワイン。どんな味わいなのでしょうか。

グラスに注がれたワイン。心地よいベリーの香りが漂う。その色濃いガーネット色のワインは、とにかく果実の凝縮感が凄い。カシスやブルーベリー、ブラックチェリー、ブラックカラントのアロマ。杉や森の木、質の高い鉄分を含んだ黒土、コーヒー、チョコレート、ミント、クローヴなどのスパイスの香り。その複雑で奥深い香りを堪能した後、じっくりと味わってみた。凝縮した果実味は、ジャムのような濃密さ。同時に豊かなタンニンや酸味が、バランスの良さを演出。舌触りは柔らかく滑らか。ただやみくもに力強いだけじゃない、エレガンスを感じる味わい。うん。美味しい☆
今回味わったピンティア。大樽醗酵のあと、フレンチ&アメリカンオークの新樽で12か月熟成された後、さらに瓶内で24か月熟成。

7年熟成を経てた今、まだまだパワフルだけど、やっと少しこなれ感が出てきた感じ。ちょうど飲み頃に差し掛かったけど、まだまだ十分熟成のポテンシャルを秘める。あと10年ぐらいしたら、全ての要素が一体感を増し、より洗練された味わいになりそう。
みんなでワイワイと、テンプラニーリョが良い熟成を経るとめちゃくちゃ美味しいよねって話になりました。熟成すると、なんだかセピア色なイメージの味わいになり、余計なものが削がれ、研ぎ澄まされた味わいに変化するそうです。このピンティアも、あと10年経った頃、そんな味わいに変化しているのでしょうか。そんな未来を思い描きつつ、今現在のピンティアをたっぷりと堪能しました☆

そんなピンティア。スペインの最高峰「ウニコ」の生産者「ベガ・シシリア」を買収したスペインの資産家「アルバレス家」がスポンサーとなり、DOトロのサン・ロマン・デ・オルニハ村にて、新たに造られたワインです。なぜこの地でワイン造りを始めたのか。それはこの地の奇跡的なテロワールにあります。

どれ程奇跡的なのか・・・この先は、こちらのウェブサイトで☆

「ボデガス・イ・ビニェードス・ピンティア」@ミリオン商事→http://www.milliontd.co.jp/winery/42

この他にも、素敵なワインがたくさん紹介されていますよ♪

次回はワイン会最終編、魅惑の生まれ年ボンヌゾー編です☆


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2013年10月22日火曜日

80年代ブルゴーニュというチャレンジ

前回のムルソー・テロワール比較に続き、今回は「ブルゴーニュ古酒」編です。

ワインショップでこの80年代ブルゴーニュを見た時、正直

「まだ生きてるのかなぁ・・・」

と半信半疑でした。
ただ、これ程古いブルゴーニュを飲んだことが無かったので、

「よし、何事も経験!買っちゃえ☆」

と。まぁ気持ちの半分は

「ワイン会の良いネタになるな」

っていう思惑でしたが(笑)

そんなわけで、今回私が持ち込んだワインがこちら☆

←1985 CHOREY-LES-BEAUNE / NICOLAS POTEL

コ、コルクが!!!予想はしていたのだけど、コルクが大変!!少しでも力加減を間違えて抜栓しようものなら、確実に折れてしまう感じの脆さ。ゆっくり、ゆっっっっくり時間をかけて抜栓しました。(お店が忙しい時はセルフなんです)

何とか液面に落とすことなく、無事抜栓したブルゴーニュ古酒。液面の淵はオレンジ色に染まり、深部はセピアがかったレンガ・ルビー色。その色合いはまるで、晩秋の紅葉を思わせるかのよう。
香りはどうだろう。ドライイチジクや紅茶の茶葉、落ち葉に覆われた森の土。そしてなにより、トリュフのような香りが非常に強い。
一口含んでみた。イチジクのような果実の旨味が、フワっと口中に広がり、カツオ出汁やシイタケ出汁のような、アミノ酸が凝縮した旨味が舌にジュワっと広がる。
うわ・・・まだ生きてる。デキャンタしたり、空気を入れながらグラスに注いだら、完全に逝ってしまう位の繊細さ。ギリギリのライン。でも、このワインは、確実にまだ生きてる。昔は生き生きとした果実味や酸味を携えていたんだろうな、という風格を残しつつ。
好き。このシミジミとした旨味。本当に大好き。エポワスのようなウォッシュ系チーズとも相性が良さそう。でも日本人の味覚としては、繊細な和食の風味に合わせたい。赤ワインだけど、お寿司にも合うんじゃないかと思う。特に赤酢シャリで握った寿司、昆布〆金目なんかと合わせてみたい。今なら松茸なんかとも相性いいのかな?

ネゴシアンのニコラポテル。正直ちょっと厳しいかとも思いましたが、かなり楽しめました!
掘り出し物、チャレンジ大成功でした☆

そんなニコラポテル。ショレイはもう売り切れてましたが、同じ80年代でシャンボールV.V.見つけちゃいました!


ショレイでこんなに美味しかったのだから、シャンボール・ミュジニー、しかもV.V.なら、もっと旨味が凝縮しているかも・・・しかも89年・・・。の、飲みたーーーい!!

そして真逆ですが、ニコラポテルのボジョレー、あと1カ月ちょっとで解禁みたいですよ☆


今年はちょっといいボジョレーを買ったほうが得策らしいです♪
・・・って、もうボジョレーの時期なんですねぇ・・・早すぎる!

さて次回は、打って変わってパワフル・スペイン編です!


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2013年10月19日土曜日

ミクルスキのムルソー比較

前回の「最高に美味しいアルザス・リースリング」に続き、
「ミクルスキのムルソー比較」レポです☆

フランス・ブルゴーニュ地方のムルソー村は、コート・ド・ボーヌ最大の村で、白ワインの名産地として非常に有名です。特級畑はなく、1級畑も3つだけですが、村名ワインの質が非常に高いと評価されています。ムルソーの特徴的な香りと言えば「バターとヘーゼルナッツ」。そして柔らかく芳醇な味わいを楽しめます。昔のムルソーは「重厚で肉付きの良い」味わいがほとんどでしたが、生産者元詰めが主流になると、1級畑の東にある斜面下部の平地でできる重厚で肉付きの良い「古き良き」ムルソータイプの他に、斜面上部で造るエレガントでミネラル豊かなタイプのワインが造られるようになったそうです。

そんなムルソーを2本持ってきたワイン友達。どちらかが村名、どちらかが1級畑だそう。そしてもちろんブラインドで飲もうという事になって・・・。どうしよう、分かる気がしません(笑)!

グラスに注がれた二つのワインを見比べてみる。うん、見た目はさっぱり分かりません。ただ、若干のグリーンノートが伺えるため、どちらも若いヴィンテージの様です。
香りを比べてみる。グラスBはムルソーらしいバターやナッツの香り。樽を使ったような香りメインで、果実味などは前面に出てこない。一方グラスAは、ムルソーらしい重厚な香りや樽香というよりは、果実の香りやミネラル感が全面に香る。
味わいを比べてみた。グラスBに比べると、グラスAは豊かな果実味もあるが酸が非常に強い。グラスBは果実味と芳醇な味わいのバランスが良い。ただ、どちらが美味しいかと聞かれると、圧倒的にグラスAのほうが魅力的だし美味しい。
色々考えた結果、グラスBのほうが樽感が強そうな香りがしたので1級畑(一般的に、樽香が強い新樽比率の高いワインのほうが畑の等級が上であるため)、酸の強いグラスAが村名と予想。

結果は・・・


グラスA(写真左) 2011 MEURSAULT CHARMES / FRANCOIS MIKULSKI
グラスB(写真右) 2011 MEURSAULT / FRANCOIS MIKULSKI

完全に間違えました(> <)

そうか、グラスAがシャルムか・・・。ワイン友達曰く、グラスAのほうが樽のかかり方がキレイだそうで・・・ふむふむ、その表現頂きました☆ 

というか、ムルソーといえばグラスBのような芳醇で肉付きの良い香りを思い浮かべる。そういう意味では、非常にムルソーっぽい「The ムルソー」なイメージ。一方グラスAは、しっかりとしたミネラル感、酸味、エレガンス・・・あ!!冒頭でお話しした傾向じゃないですか!シャルムはムルソーの上部区画。ということは、エレガントでミネラル感溢れるタイプ☆一方、斜面下部のブドウもブレンドして造る村名ワイン(グラスB)は、重厚で肉付きの良い味わいに仕上がる・・・。なるほど。勉強になりました。そういうことかぁ。

その後大き目のグラスでゆっくりと楽しんでいたら、グラスAの香りがどんどん開き変化していく。まさに目くるめく変わりよう。どんどん華やかでフローラルなアロマや香水、蜂蜜、芳醇な果実味、豊かなミネラル香。非常に官能的でセクシーな香りに変化していく。ウワォ☆やだ、これ大好き❤

ちなみに、ボトルに残ったシャルムを頂き、4日ほど家の冷蔵庫で放置した後に飲んでみたのですが、まだまだ華やかで官能的な香りを楽しめ、十分その芳醇な味わいを楽しめました♪さすがです!

フランソワ・ミクルスキの造る白ワイン。樽熟成の新樽比率は低く、ブルゴーニュ・ブランで5%、1級でも20%だそうです。1級畑のシャルムは、1913年、1939年、1998年に植樹した3区画のブドウで造られます。また、1913年の古木のみで造るワインもあるそう。飲んでみたいなぁ。

前回のテロワールを学んだワイン会に続き、幸運なことに、ムルソーのテロワール違いを知る機会に巡り合えました♪また一つ学べて、本当に幸せ❤貴重な経験、ありがとうございました!

次回は魅惑のブルゴーニュ・オールドヴィンテージ編。80年代のブルゴーニュ、果たして生きているのか逝ってしまっているのか・・・。チャレンジの結果はいかに??


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2013年10月17日木曜日

最高に美味しいアルザス・リースリングを味わう会

「最高に美味しいアルザス・リースリングがあるんだけど」
この一言が発端となり、金曜夜にワイン会を開催しました☆
ワイン無料で持ち込みOKプランのあるフレンチレストラン「ル・シャ・ボテ」。
いつもお世話になっております♪

そんなわけで、参加者それぞれこだわりのワインを持ち込んだ結果・・・

4人でこんなに飲んじゃいました・・・。



最初のレポは、メインのリースリングから!

← 2007 ALSACE RIESLING CLOS STE HUNE / DOMAIN F.E. TRIMBACH

「アルザスのロマネ・コンティ」と呼ばれるクロ・サン・テュヌ。某有名ソムリエも絶賛のリースリングだそうです。楽しみ!

黄金色のワインがグラスに注がれ始めた瞬間、辺りにもの凄く華やかな香りが広がる。ドキドキしながらグラスの中の香りを嗅いでみると、まずはその圧倒するフローラルな香りに驚く。リースリング特有のペトロール香も華やかで素晴らしい。このペトロール香がこれほどプラスに働いているワインに初めて出会ったかもしれない。
さらに香りを探索してみる。シトラス、リンゴ、洋ナシ、白い花、花の蜜、香水、石灰、火打石、ミネラルなどの香りが華やか。口に含むと、凝縮した果実味、豊かな酸やミネラルが広がり、果実香とフローラルなアロマが口・鼻に広がり、その素晴らしい香りが非常に長く留まる。ボトルのちょうど中間ほどまで飲み進めると、より果実や香りの凝縮感が増す。うわーーーー!美味しい!!!

アルコールは13%ほどあり、2007年に造られてからちょうど6年の熟成を経たクロ・サン・テュヌ。7年位熟成させた時が飲み頃のピークらしく、今回私たちは、まさに飲み頃を迎えたクロ・サン・テュヌを味わうことが出来たようです。いやー、幸せです☆

このワインを手掛けているトリンバック家は、アルザスの地で4世紀に渡りワイン造りを行っている、歴史あるドメーヌ。今回頂いたクロ・サン・テュヌという畑は、アルザスの特級畑ロザケール内の区画で、トリンバック家が単独所有(モノポール)しています。この畑にはリースリングのみが栽培されており、世界中のワイン評論家から「世界最高のリースリング」と評されています。
この畑の土壌は石灰質主体。水捌けの良い畑で栽培されるリースリング。低収量かつ収穫を出来るだけ遅らせることで、最大限に凝縮し熟したブドウが得られるそう。このブドウで造られるからこそ、このワインはこんなにも凝縮した素晴らしい香り、幾重にも折り重なる複雑性や深みがあるのかもしれませんね。

いやはや、本当に素晴らしいワインに出会っちゃいました!リースリング万歳☆

次回はムルソー・ブラインド編!私の結果はいかに・・・


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