2012年12月28日金曜日

メドック格付けワイン制覇~Ch. Beychevelle

メドック格付けワイン制覇しよー①に続く第2弾。
ワイン友達のご厚意により、格付け61シャトーの一つ、このワインを制覇♪

Ch. Beychevelle '01/AOC Saint Julien (格付け4級)
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 54%、メルロ 39%、プティ・ヴェルド 7%

11年の熟成を経て、今まさに飲み頃。
開けたてはロースト、バニラ、土、森の香り。30分程経つと、カシスやチェリー、ドライフルーツの香りが広がる。タンニンによる渋みは柔らかいけど、しっかり感じられ、果実味とのバランスが良い。熟成ボルドーの美味しさを堪能しました♪


17世紀からワインを造り続けているシャトー・ベイシュヴェル。アンリ3世時代、フランス海軍提督でもあったエペルノン公爵がこの土地を所有していました。ジロンド河を航行する船は、公爵に敬意を表し、「Baisse-Voile(帆を下げよ)」と叫び、帆を下げてシャトーの前を通過したそう。この掛け声「ベッセ・ヴォワル」が転じて、「ベイシュヴェル」と呼ばれるようになりました。
フランス革命により一時衰退しましたが、その後所有者がパリの銀行家に移り品質が向上。現在はサントリーも出資しているグラン・ミレジム・ド・フランス社の所有となっています。

ベイシュヴェルは、メルロ比率が高いので、早くから楽しめるワイン。ヴィンテージによる違いはありますが、例年、新樽比率50%前後のオーク樽で熟成されます。若いうちは豊かな果実味と樽由来のバニラ香、メルロ種由来の土っぽい香りも楽しめ、とても飲みやすいフルボディ・赤ワイン。「新しい船出」っていう意味を込めて、贈り物としても人気が高いですよ(^o^)/

Mさん、素敵なワイン、ありがとうございました!



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2012年12月20日木曜日

メドック格付けワイン制覇しよー〜Ch. du Tertre

ワインと言えば、やっぱりフランス。
では、フランスワインと言えば?

個人的な意見ですが、やっぱりボルドー/ブルゴーニュ/シャンパーニュの3トップではないでしょうか。(もちろん、南仏/ロワール/アルザス等々も素晴らしい産地ですが)

その中でも、何を選べばいいか分からない。いいワインの指標ってないのかな?
っていう疑問は、皆さんの中にあるのではないかと思います(分かりにくいですもんね・・・)。
このような疑問は、昔のフランス人も感じていたらしく、1855年のフランス万博を機に、ボルドー地方のメドック地区と、甘口ワインで有名なソーテルヌ・バルサック地区の全銘柄の格付けを行いました。この格付けの結果、メドック地区では61銘柄(シャトー)、ソーテルヌ・バルサック地区では27銘柄が格付け認定されました。
この格付けは、1973年にシャトー・ムートン・ロートシルトが2級から1級に昇格した以外、変更はありません。

ワイン好きとしては、このメドック地区格付け61シャトー全制覇は夢!お金があるなら、今すぐにでも制覇したい!そんな憧れの格付けシャトー。という訳で、何年かかるか分かりませんが、「コツコツと制覇しようじゃないか!」という企画です♪

記念すべき第1本目はこちら↓

Ch. du Tertre '04/AOC Margaux (格付け5級)
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、メルロ 40%、カベルネ・フラン 10%

うん、エレガントな味わいで美味しい♪
カシス・ブラックベリー、カカオ、甘草の香りと、バニラみたいな木樽の香りが相まって、期待感が高まる。味わってみると、しっかりとした果実味、キレイな酸味、タンニンによる渋みはあるけど、刺々しくなく滑らかシルキーな感じ。余韻も長い。
マルゴー村のワインは総じてエレガントな味わいになるけど、このシャトー・デュ・テルトルもエレガント。


「テルトル」はフランス語で「高台」の意味らしく、このシャトーはマルゴーのシャトーの中で最も高い台地にあるそう。
シャトー・デュ・テルトルは、1960年以前は廃れて酷い状況でした。そんなシャトーを立て直したのが、エチケット(ラベル)がハートデザインで有名な「シャトー・カロン・セギュール」のオーナーでもあったフィリップ・カベルン・ガスクトン氏。その後、1998年にシャトー・ジスクールのオーナーに買収され、葡萄畑の整備や醸造設備の刷新が行われた結果、 さらにその品質が向上しました。現在では、しなやかな味わいの中にも豊かな果実味が印象的なワインが造られています。

果実味もあってエレガントなワイン。今の時期、ローストビーフなんかに合わせると美味しいかも。



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2012年12月19日水曜日

ボルドー・メドック地区格付け銘柄リスト

1級~Premiers Grands Crus~   *( )内は村名
  Ch. Lafite-Rothschild (Pauillac)
  Ch. Latour (Pauillac)
  Ch. Mouton-Rothschild (Pauillac) → 1973年昇格
  Ch. Margaux (Margaux)
  Ch. Haut-Brion (Pessac) → メドック地区ではないが唯一選ばれた(グラーヴ地区)

2級~Deuxiemes Grands Crus~
  Ch. Cos d'Estournel (Saint-Estephe)
  Ch. Montrose (Saint-Estephe)
  Ch. Pichon-Longueville Baron (Pauillac)
  Ch. Pichon-Longueville Comtesse de Lalande (Pauillac)
  Ch. Gruaud-Larose (Saint-Julien)
  Ch. Ducru-Beacaillou (Saint-Julien)
  Ch. Leoville-Las Cases (Saint-Julien)
  Ch. Leoville-Poyferre (Saint-Julien)
  Ch. Leoville-Barton (Saint-Julien)
  Ch. Rauzan-Segla (Margaux)
  Ch. Rauzan-Gassies (Margaux)
  Ch. Lascombes (Margaux)
  Ch. Durfort-Vivens (Margaux)
  Ch. Brane-Cantenac (Cantenac (AOC Margaux))

3級~Trosiemes Grands Crus~
  Ch. Calon-Segur (Saint-Estephe)
  Ch. Lagrange (Saint-Julien)
  Ch. Langoa-Barton (Saint-Julien)
  Ch. Kirwan (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. d'Issan (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Boyd-Cantenac (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Cantenac-Brown (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Palmer (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Desmirail (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Giscours  (Labarde (AOC Margaux))
  Ch. Malescot Saint-Exupery (Margaux)
  Ch. Marquis d'Alesme-Becker (Margaux)
  Ch. Ferriere (Margaux)
  Ch. La Lagune (Ludon (AOC Haut-Medoc))

4級~Quatriemes Grands Crus~
  Ch. Lafon-Rochet (Saint-Estephe)
  Ch. Duhart-Milon-Rothschild (Pauillac)
  Ch. Saint-Pierre (Saint-Julien)
  Ch. Talbot (Saint-Julien)
  Ch. Branaire-Ducru (Saint-Julien)
  Ch. Beychevelle (Saint-Julien)
  Ch. Pouget (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Prieure-Lichine (Cantenac (AOC Margaux))
  Ch. Marquis de Terme (Margaux)
  Ch. La Tour-Carnet (Saint-Laurent (AOC Haut-Medoc))

5級~Cinquiemes Grands Crus~
  Ch. Cos-Labory (Saint-Estephe)
  Ch. d'Armailhac (Pauillac) → 1989年よりCh. Mouton Baronne Philippeから名称変更
  Ch. Clerc-Milon (Pauillac)
  Ch. Pontet-Canet (Pauillac)
  Ch. Lynch-Bages (Pauillac)
  Ch. Lynch-Moussas (Pauillac)
  Ch. Batailley (Pauillac)
  Ch. Haut-Batailley (Pauillac)
  Ch. Grand-Puy-Lacoste (Pauillac)
  Ch. Grand-Puy-Ducasse (Pauillac)
  Ch. Croizet-Bages (Pauillac)
  Ch. Haut-Bages-Liberal (Pauillac)
  Ch. Pedesclaux (Pauillac)
  Ch. du Tertre (Arsac (AOC Margaux))
  Ch. Dauzac (Labarde (AOC Margaux))
  Ch. Cantemerle (Macau (AOC Haut-Medoc))
  Ch. Belgrave (Saint-Laurent (AOC  Haut-Medoc))
  Ch. de Camensac (Saint-Laurent (AOC Haut-Medoc))

2012年12月14日金曜日

牡蠣とシャブリ♪

新橋のかき小屋で、焼き牡蠣とシャブリを堪能♪

Chablis 2011 / William Fevre

ビックカメラで買い物ついでに購入。
ビックカメラ、ワインも安い!

キリッとしたミネラル感たっぷり、柑橘系の果実味もしっかり。このミネラル感と酸味が、牡蠣の味を引き締める。やっぱり相性抜群♪

フランス・ブルゴーニュ地方の最北に位置する「シャブリ地区」は、シャルドネ種から造られる辛口白ワインの銘醸地として有名です。シャブリの特徴は、何と言っても「ミネラル感」。これは、シャブリ地区が「キンメリジャン」と呼ばれる白亜質土壌である関係しています。このキンメリジャン土壌、ジュラ紀の化石や牡蠣の貝殻が堆積しているため、あの独特のキリリ感(ミネラル感)たっぷりな味わいとなります。

シャブリが牡蠣と相性が良い理由は、この土壌にあるんですね♪

そんなシャブリは、品質によって
① Chablis Grand Cru(特級畑)
② Chablis Premier Cru(一級畑)
③ Chablis
④ Petit Chablis
の4つのAOCに分類されます。
一般的には、①②は香りも豊かで奥行きが深く、濃厚な味わい。③④になると、味わいもシンプルになります。造り手にもよりますが、生牡蠣に合わせるなら③④の樽を使っていないタイプがベスト。しかも2千円以下の安いワインでOK。①②は、豊かな香りが生牡蠣の生臭さを強調する可能性大。

シャブリは、柑橘系の香りと独特のミネラル感から、牡蠣以外の魚介料理との相性抜群♪お寿司屋さんでシャブリ、というのもイイですね(o^-^o)



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2012年12月9日日曜日

ピザとキアンティ・クラッシッコ♪

今日の夕飯はピザ!

ちょっと勿体無い気もしましたが、ピザに合わせて開けた一本。

「CASTELLO DI AMA, CHIANTI CLASSICO '07 / CASTELLO DI AMA」

開けたては果実の香りも少なく、ワインが完全に眠っている状態。デキャンタして30分位経った頃から、徐々に開いてきました。

中程度~やや濃い目のルビー色。時間の経過とともに増す、フローラルで果実味豊かな香り。熟したダークチェリーやプラム、フランボワーズ、レーズン。スミレやバラのような花の香りに、リコリス(甘草)のスパイス感、少しチョコレートのような甘い香りも加わる。口に含むと、そのバランスの良さに驚く。ふくよかな果実の甘み、滑らかなタンニン、適度だがしっかり主張する酸味。長い余韻。
果実味も酸味も豊かなので、マルゲリータのトマトとの相性が非常に良かったです♪トマトソース系の料理全般、相性が良さそう。


イタリアワインと言えば?という質問。おそらく大半の答えが「キアンティ」だと予想できる位、キアンティは有名な産地。ただ、その印象は「薄くて酸味が強い、グイグイ飲んじゃう軽やかワイン」ではないでしょうか(一概には言えませんが)。元々品質が高く美味しいワインだったため世界中で人気となり、栽培地域を広げて大量生産されたからこそ起こった悲劇。そんな「大衆ワイン」的な印象を払拭すべく、キアンティ地区内の伝統ある厳選された地区で、高品質なブドウを使い生産され始めたのが「キアンティ・クラッシコ」。1984年にキアンティがDOCGに昇格した後も、キアンティ地区からの独立を目指し地道に努力した結果、1996年、ついにキアンティ・クラッシコ地区単独でDOCGに昇格、キアンティから独立することが出来ました。

そんなキアンティ・クラッシコの中で、早くから「長期熟成可能な重厚なワインを造る」ことを目的とし、ワイン生産を行ってきた「カステッロ・ディ・アマ」。栽培・醸造責任者であるマルコ・パランティ氏は、ブドウ畑を一定の区画に細分化し、その区画毎に収穫・醸造を行う方法を始めました。更に、旨味を凝縮させるためブドウ房を間引き、収量を約半分に制限。品質の高いワインを造り続けています。

また、カステッロ・ディ・アマでは、特にブドウの出来の良い「グレート・ヴィンテージ」の年だけ、単一畑名ワイン「ベラヴィスタ」と「カズッチャ」を生産します。2007年もそんな年の一つ。事実、2007年キャンティ・クラシコは「93E(=素晴らしい年。今飲んでも美味しいし、熟成も早く進む)」という評価を得ています。
同じく素晴らしい年であった2006年ヴィンテージは「96T(=非常に素晴らしい年。渋み成分であるタンニンが強くゆっくりと熟成する)」という評価。2006年ワインを長期熟成用に寝かせ、今は2007年ワインを楽しむっていうのもアリかもしれません♪

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2012年12月7日金曜日

おうちでワイン会④

おうちでワイン会③の続き、今回は私が持って行ったワインの紹介です。


左)Exhezeaux '06/ Domaine du Clos Frantin
右)Gevrey Chambertin, 1er Cru Lavaux St. Jacques '88
       / Domaine Rene Leclerc

「みんなで代金を出し合って、ちょっといいワインを飲もう!」ということで、この2本を調達して参りました(o^∇^o)ノヒャッホゥ♪


まずはエシェゾー。
フランス ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区には、いくつかの特級畑(グランクリュ)が存在しますが、そのうちの一つが「エシェゾー」。フラジェ・エシェゾー村にありますが、フランスのワイン法(AOC)では「ヴォーヌ・ロマネ村」という括りになっています。
ヴォーヌ・ロマネ村には、一度は聞いたことがあるであろう「ロマネ・コンティ」というグランクリュもあり、
その恵まれたテロワール(土壌、気候etc)から、素晴らしいワインが造り出されます♪
そんなヴォーヌ・ロマネ村のグランクリュ。「特級畑=グランクリュ」をお米で例えると「南魚沼産の中でも群を抜いておいしいお米が育つ区画・畑」という感じでしょうか。ワイン好きにとっては、一度は味わいたい憧れのワイン。ただし、飲み頃の判断(熟成年数とか)/抜栓のタイミング/グラスの形/供出温度などの知識が無ければ、「なーんだ、こんなもんか。高いお金出して損しちゃったなー」って事になり兼ねない難しさがあります(´ヘ`;)

さて、このワインの醸造元「ドメーヌ・デゥ・クロ・フランタン」ですが、かつてはナポレオン一世時代の第一将軍ルグラン氏が所有していました。ルグラン将軍が献上した、この醸造元の「シャンベルタン」というワイン。どうやらナポレオンのお気に入りだったそう。
そんなクロ・フランタン。現在は所有者が違いますが、2004年に「レッド・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したアラン・セルボー氏が統括。「ワインの品質は80%ブドウ畑に起因する。有機栽培、減農薬栽培を選び、土地のポテンシャルを最大限引き出す努力が重要」という信念の元、現在も品質の高いワインを造り続けています。

エシェゾーという畑で育ったブドウ(ピノ・ノワール種)から造られるワインは、力強くしっかりとした味わいが特徴。
「ブラックベリーや胡椒のようなスパイシー感・ミネラル感のあるエレガントな香り。濃密で力強く複雑味のある味わいが広がるワイン」とのことでしたが、正直味の記憶が残っていない・・・
これを飲む前に散々飲んだからか、私の舌はまだグランクリュを味わうには修業が足りなかったからか・・・(ノ_-;)ハア…


続いて、1988年モノのワイン!
ジュブレ・シャンベルタン村の一級畑(1erクリュ)のワインです。
同じくコート・ド・ニュイ地区にある村で、ヴォーヌ・ロマネ村と同じ位有名です。この「ラヴォー・サンジャック」畑は、この村最上の1erクリュ「クロ・サンジャック」の西隣、丘の上部に位置するため、とても日当たりのよい畑だそう。

このワインの生産者「ルネ・ルクレール」は、一言で表すと「クラシカル」。近代的な機械を嫌い、昔ながらの設備・方法でワイン醸造を行っています。
樹齢50年以上の古木から採れるブドウ(ピノ・ノワール種)を使用。ブドウの良さ・味わいを引き出すため、新樽比率は25~35%と低め。清澄やろ過もせずに瓶詰めされます。
「私は月の満ち欠けと共に仕事をする。月は我々に影響を与える。新月の頃は天気が悪い。月が欠ける頃に樽の中の酵母が下に沈むから、その頃に澱引きを始める。自分は古いスタイルかもしれないけれど、大切なことは良いワインを造ること。」 
だそうです。昔気質感がイイ♪

グラスに注ぐと、目を見張るような、熟成感溢れる色合いに引き込まれる。
レンガ色がかった淡いルビー色。20年以上という、時の経過を感じさせます。
レーズンやドライイチジクのような、ドライフルーツの香り。なめし革や腐葉土、少しキノコのような香りも。口に含むと、シルキーな舌触りとともに、果実味と熟成を経たワイン独特の「アミノ酸の旨味(かつおだし)」のような旨味が広がる。飲み終わった後の香りの余韻も長い。
一緒に食べた、ブルゴーニュ地方のチーズ「エポワス」との相性が完璧すぎて、参加者全員が「おいしーーい♪」とポワーンとしてました(*´▽`*)=3ウマー


ワインには色々なブドウ品種や産地がありますが、やっぱりピノ・ノワール種が一番好き。その中でも、やっぱりブルゴーニュのピノ・ノワールが大好き(´▽`)/っていうことを再認識しました。また、熟成ワインのおいしさ、良いワインは熟成させるべきだ、という事も再認識しました。
まぁ若いワインも美味しいんですけどね♪



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2012年12月3日月曜日

おうちでワイン会③

なかなかアップできませんでしたが(>_<)、おうちでワイン会②の続きです。


左)Massa Vecchia Rosato/ Maremma Toscana 
右)Fattorie Romeo Del Castello, Vigo '08/ Etna

女性参加者からの赤ワインセレクト。
さすがは女性セレクトのワイン、
エチケットのデザインがどちらもカワイイ
ジャケ買いならぬ、エチケット買いしちゃいそう(*´∇`*)


まずは自然派ワイナリーが造るロゼワイン「Massa Vecchia Rosato(=ロゼ)」。
セパージュはメルロとマルヴァジア・ネラ。
ロゼ??っていう位の色調。もうブルゴーニュのようなベリー系の色合い。
開けてしばらくすると、香りがどんどん開いてきて、
しっかりとしたチェリーやイチゴのアロマが広がる。
味わいはボリューミー。キレイな酸がキュっと引き締め、エレガントな印象。
もうこれはロゼの壁を超えました(笑)
ブルゴーニュの赤ワインのように、15度位の温度・ブルゴーニュグラスでサーブがいいかも。
ローストビーフなどの、少し赤身が残った肉料理に合いそうです。

次はシチリア・エトナで造られる赤ワイン、「Fattorie Romeo Del Castello」。
セパージュはネレッロ・マスカレーゼ、ネレッロ・カップッチョという土着品種。
シチリア・エトナは火山性土壌。ミネラリーで酸味がしっかりしたワインに仕上がるみたい。
成熟度の高いチェリーやイチゴのアロマが広がる。
とても凝縮感のある果実味と酸味・タンニンのバランスが良い。
素直でピュアな味わい。このワインを選んだ彼女の性格そのもの!

いやー。持ち寄りワイン会をすると、驚きの出会いがあるものですね。
非発泡ロゼにちょっと苦手意識がありましたが、
それは限られた狭い世界の中の苦手意識だったようです。
シチリアワインも、「果実味たっぷり濃いめのワインなんだろうなー」って、
勝手に思い込んでましたが、こんなにピュアなワインなんだと。
これからは先入観なしで、どんどん飲んで行こー(^o^)/

どちらも非常においしかったです♪


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