左)Exhezeaux '06/ Domaine du Clos Frantin
右)Gevrey Chambertin, 1er Cru Lavaux St. Jacques '88
/ Domaine Rene Leclerc
「みんなで代金を出し合って、ちょっといいワインを飲もう!」ということで、この2本を調達して参りました(o^∇^o)ノヒャッホゥ♪
まずはエシェゾー。
フランス ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区には、いくつかの特級畑(グランクリュ)が存在しますが、そのうちの一つが「エシェゾー」。フラジェ・エシェゾー村にありますが、フランスのワイン法(AOC)では「ヴォーヌ・ロマネ村」という括りになっています。
ヴォーヌ・ロマネ村には、一度は聞いたことがあるであろう「ロマネ・コンティ」というグランクリュもあり、
その恵まれたテロワール(土壌、気候etc)から、素晴らしいワインが造り出されます♪
そんなヴォーヌ・ロマネ村のグランクリュ。「特級畑=グランクリュ」をお米で例えると「南魚沼産の中でも群を抜いておいしいお米が育つ区画・畑」という感じでしょうか。ワイン好きにとっては、一度は味わいたい憧れのワイン。ただし、飲み頃の判断(熟成年数とか)/抜栓のタイミング/グラスの形/供出温度などの知識が無ければ、「なーんだ、こんなもんか。高いお金出して損しちゃったなー」って事になり兼ねない難しさがあります(´ヘ`;)
さて、このワインの醸造元「ドメーヌ・デゥ・クロ・フランタン」ですが、かつてはナポレオン一世時代の第一将軍ルグラン氏が所有していました。ルグラン将軍が献上した、この醸造元の「シャンベルタン」というワイン。どうやらナポレオンのお気に入りだったそう。
そんなクロ・フランタン。現在は所有者が違いますが、2004年に「レッド・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したアラン・セルボー氏が統括。「ワインの品質は80%ブドウ畑に起因する。有機栽培、減農薬栽培を選び、土地のポテンシャルを最大限引き出す努力が重要」という信念の元、現在も品質の高いワインを造り続けています。
エシェゾーという畑で育ったブドウ(ピノ・ノワール種)から造られるワインは、力強くしっかりとした味わいが特徴。
「ブラックベリーや胡椒のようなスパイシー感・ミネラル感のあるエレガントな香り。濃密で力強く複雑味のある味わいが広がるワイン」とのことでしたが、正直味の記憶が残っていない・・・
これを飲む前に散々飲んだからか、私の舌はまだグランクリュを味わうには修業が足りなかったからか・・・(ノ_-;)ハア…
続いて、1988年モノのワイン!
ジュブレ・シャンベルタン村の一級畑(1erクリュ)のワインです。
同じくコート・ド・ニュイ地区にある村で、ヴォーヌ・ロマネ村と同じ位有名です。この「ラヴォー・サンジャック」畑は、この村最上の1erクリュ「クロ・サンジャック」の西隣、丘の上部に位置するため、とても日当たりのよい畑だそう。
このワインの生産者「ルネ・ルクレール」は、一言で表すと「クラシカル」。近代的な機械を嫌い、昔ながらの設備・方法でワイン醸造を行っています。
樹齢50年以上の古木から採れるブドウ(ピノ・ノワール種)を使用。ブドウの良さ・味わいを引き出すため、新樽比率は25~35%と低め。清澄やろ過もせずに瓶詰めされます。
「私は月の満ち欠けと共に仕事をする。月は我々に影響を与える。新月の頃は天気が悪い。月が欠ける頃に樽の中の酵母が下に沈むから、その頃に澱引きを始める。自分は古いスタイルかもしれないけれど、大切なことは良いワインを造ること。」
だそうです。昔気質感がイイ♪
グラスに注ぐと、目を見張るような、熟成感溢れる色合いに引き込まれる。
レンガ色がかった淡いルビー色。20年以上という、時の経過を感じさせます。
レーズンやドライイチジクのような、ドライフルーツの香り。なめし革や腐葉土、少しキノコのような香りも。口に含むと、シルキーな舌触りとともに、果実味と熟成を経たワイン独特の「アミノ酸の旨味(かつおだし)」のような旨味が広がる。飲み終わった後の香りの余韻も長い。
一緒に食べた、ブルゴーニュ地方のチーズ「エポワス」との相性が完璧すぎて、参加者全員が「おいしーーい♪」とポワーンとしてました(*´▽`*)=3ウマー
ワインには色々なブドウ品種や産地がありますが、やっぱりピノ・ノワール種が一番好き。その中でも、やっぱりブルゴーニュのピノ・ノワールが大好き(´▽`)/っていうことを再認識しました。また、熟成ワインのおいしさ、良いワインは熟成させるべきだ、という事も再認識しました。
まぁ若いワインも美味しいんですけどね♪
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