そんな色んな思い出が詰まった8月最後の日に、素敵なワイン会に参加させて頂きました☆テーマはイタリア。イタリアワインと主催者スペシャル・シークレットワインを、ブラインドで楽しむというメニューでした♪ブ、ブラインド・・・この前の苦い思い出が蘇ります(汗)
ちなみにこちらが頂いた全5種のワイン。
「カジュアル」と伺っていましたが、主催者Oさんの粋な計らいで、スペシャル・シークレットワインは20年熟成を経たバローロ(写真右)!!このバローロ含め、全て素敵な色気のあるワインでした☆
POIRE AUTHENTIQUE / Eric Bordelet |
造り手のエリック・バルドレさん。元はパリでソムリエとして従事していましたが、ノルマンディーにあるご両親の畑やワイナリーを継ぎ、現在20種以上のリンゴと15種の洋梨をビオディナミ方式で栽培し、シードルやポワレを「ワインのように」生産しているそうです。
'06 a-iuto! Bianco / Trinchero |
通常白ワインは果汁のみを醗酵させるのですが、このワインは白ブドウの果皮や種も一緒に醗酵させ、その成分も抽出するという、イタリア伝統の醸造方法で造られます。
時間と共に妖艶なアロマが立ち上り、アールグレイや香水のような香りに包まれる。疲れた心と体が解される、そんな癒しのワインでした♪
'06 Vitovska Classica / Vodopivec |
ヴィトフスカ・クラシカも琥珀色が印象的。アユートに比べると爽やかさの残る、オレンジなどの柑橘系のアロマ。味わいは結構ドライで酸やミネラルもしっかり。芳醇さもありながら爽やかな味わいなので、結構スルスルと飲めちゃいそう。
このワインの造り手ヴォドピーヴェッチさんは、古代ワイン貯蔵で使用していたアンフォラを使ってアルコール醗酵させるワインも造っているそうです。土着品種のヴィトフスカのみをビオディナミで栽培。アユートと同じく果皮や種とともに醗酵させ、ブドウ全ての旨味をギュッと凝縮させたワインを生産しています。
アンフォラで醗酵させたワイン、飲んでみたいなぁ☆
'10 a-iuto! Rosso / Trinchero |
参加者全員、ブラインドとかはもう忘れて、このワインの魅力的なアロマと色っぽさに酔いしれてました(笑)参加者の一人は以前このワインをテイスティングしたらしいですが、その時とは全く印象が違うと仰っていました。主催者のOさんは、最高の状態で飲むべく、前日から抜栓し準備していたそうです。改めてタイミングを含めたサーブ手腕の大切さを思い知らされました。勉強になります!
ちなみにこのワインの由来、造り手のトリンケーロが輸入元のヴィナイオータ社長にオファーしたことだそう。なかなか面白いエピソードでしたよ!
'93 Barolo Arbolina / Elio Altare |
このエレガントさと少しワイルドな印象から、ジュヴレ・シャンベルタンのピノ・ノワールか、ピエモンテのネッビオーロかなと。悩んだけど、何となく前にテイスティングしたガヤのバエルバレスコに通じる気がして、バルバレスコの90年代後半と予想。そしたら93年バローロでした!エレガント!!そしてまだまだ若い☆バローロって、もっとどっしりとした男性的な味わいかと思い込んでいました。熟成により、こんなに女性的でエレガントになるんですねぇ。バローロの真髄を垣間見ました❤
ブラインドで先入観なくワインを堪能した後、みんなでワイワイと話しながら2杯目以降を楽しみました♪初めてお会いする方がほとんどだったので、人見知りしちゃうかな・・・と心配でしたが、全くそんな必要がない位楽しい一時となりました☆いやはやそれにしても、皆さんワインの知識がすごい!そしていつの間にか、自然派ワインの虜になりつつあります・・・❤
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