2013年6月10日月曜日

梅雨のジメジメを吹き飛ばす白☆

今年は空梅雨だなー、と思っていた矢先、なんとなくジメジメとした梅雨らしい空気感になってきました。待望の雨で潤うとイイですね☆
ジメジメとした空気で、気持ちもジメジメしがち・・・。そんな時はスッキリ美味しい白ワインでしょ♪ってことで、お気に入りの一本を開けてみました☆

2011 VINNAE / JERMANN
イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にあるワイナリー「イエルマン」が造る、リボッラ・ジャッラ主体の白ワインです。

まず、このワインのとてもフローラルで華やかな香りが、私のジメジメした気分を一新してくれる。じっくり香りを嗅いでみると、グレープフルーツ、リンゴ、洋梨、ライチ、桃、ほんの少しキウイフルーツのようなアロマが広がる。そこにスペアミント、ローリエ、タイムなどのハーブ香と、キリリっとしたミネラル感ある香りが加わる。豊かでフレッシュな酸味と共に、程よいコクのある果実味が広がり、後味に心地よい苦味がワイン全体を引き締める。美味しい❤
カニサラダなどの魚介系料理にバッチリ合う、ステキなワインでした☆

フリウリは、自然派ワイナリーの聖地と言われるくらいに、自然派ワイナリーがたくさんあるそうです。イエルマンももちろん自然派。イエルマンの造るワインは、どれも本当にクオリティーが高く、お気に入りワイナリーの一つです♪ワー・ドリームスに代表されるイエルマンのシャルドネ白は、樽がしっかりと効いたリッチな香りと、果実の美味しさ、しっかりとした酸味、ミネラル感のバランスが良い!そんなシャルドネとはまた違って、このヴィナーエは樽の感じは抑えて、料理に合わせやすそうなエレガントなワインでした。

フローラルでエレガントなヴィナーエはこちらで購入できます♪

今週は雨の日が続きそうなので、「アロマ・テラピー」ならぬ「ワイン・テラピー」ってことで、こんな素敵な白ワインで気分を一新させましょう☆


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2013年6月8日土曜日

メドック格付け制覇~【後編】ボルドー垂直テイスティング・ディナー☆

さて、たるんだ体・・・いや気持ちに鞭を打って。前回レポの続き、このディナーの真打!垂直テイスティングのレポです☆(前回レポはこちら→【前編】)

CH.LEOVILLE POYFERRE / ST.JULIEN
メドック格付け2級、サン・ジュリアン村のレオヴィル3兄弟の一つ「シャトー・レオヴィル・ポワフェレ」。75年・78年・07年飲み比べを行いました☆


コルクはかなり脆く、ソムリエーヌも抜栓するのに一苦労・・・だけど、なんとか無事にコルクを瓶の中に落とすことなく抜栓してもらいました。すごい!ありがとうございます☆
30年以上の時を経て、自らの粗さを削ぎ落としたかのように、瓶にはびっしりと澱が。さて、どれ程の違いを見せてくれるのでしょうか・・・いざ!

①1975年
淡いルビー色、エッジはオレンジ。初めは熟成チーズや少し湿った畳のような香りが。時間が経つとそのアロマは劇的に変化し、驚くほど若々しく透明感のあるカシスやベリー系のアロマが広がる。ドライフルーツのニュアンスや、レザー、ダージリンティー、ドライフラワー、深いが明るめの森、甘草、タバコ。味わいは柔らかく、キレイな酸と果実味が口にじわっと広がる。まるでブルゴーニュ・ピノの熟成ワインのよう。ボルドーが「ワインの女王」と呼ばれる所以が分かる一本。イメージ的には佐伯チズさんのような、気品あふれるチャーミングな老婦人を思わせるワインでした☆
1975年のボルドーは、比較的天候にも恵まれたため、全体的にはレベルの高いと言われていますが、シャトーによってブドウの出来にばらつきがあり評価が難しい年だそう。タンニンが多く、長期熟成後に本領を発揮するヴィンテージとも評される1975年。今回飲んだ'75ポワフェレは、ワインの出来も保存状態も良く、これほどきれいな変化を遂げるに至ったのかもしれません。

②1978年
75年と比較し、まずその違いに目を見張る。ガーネット色したワインのエッジは、レンガ色~マホガニー色。まずは樽香やアース系のアロマが強い。深くやや暗い森、朽ちた木、コーヒー、エスプレッソ、タバコ、葉巻、なめし革。時間が経つと、ドライレーズンやトリュフのアロマ、さらに置くとミントやユーカリ、少し若いベリー系のアロマも加わる。味わいは少し重く、澱がワインに舞ってしまったかのような濁りを感じる。しかししみじみとしたアミノ酸の旨味があり、滋味溢れる味わい。75年とは違い、深いしわが刻まれた顔、時折見せる笑顔が意外とチャーミングな、慈愛溢れる老紳士を思わせるワイン。しいて例えるなら、國村隼さんとかショーシャンクのモーガン・フリーマン氏のような佇まい。渋好みの私としてはどストライク(笑)。
1978年はまずまずの良い出来となったヴィンテージ。グラーヴ地区ではグレート・ヴィンテージとなりました。今回飲んだ'78ポワフェレ。ワインの状態はおそらく良かったのですが、私のミスで当日持参することになってしまった為、ワインの状態が落ち着いていなかったのかもしれません(他のヴィンテージは前々日に持ち込みワインを落ち着かせた)。オールド・ヴィンテージは、飲むと決めた数日前から準備しなきゃですね・・・猛省!

③2007年
濃いガーネット色したワインのエッジは紫。うん、濃い!若い!熟したフレッシュ・カシスやブラックチェリー、スミレ、コーヒー、エスプレッソのアロマ。シナモンやクローヴのようなスパイス香。味わいは濃厚で、フレッシュな果実味・タンニン・酸味ともに豊かでバランスが良い。後10年後にもう一度飲んでみたい味わいでした。このワインが30年以上経た時、どのような変化を迎えているのでしょうか。予想としては、1975年のようなワインになるんじゃないかな、と。違うかなー。

ヴィンテージによってこれほど違うとは、正直思っていませんでした(2007年は別として)。75年も78年も大して違わないんじゃと高をくくっていましたが、予想を良い意味で裏切る味わいに、みんな驚きを隠せない様子でした。やっぱりワインは飲んでみないと分からない!経験値がちょっと上がったディナーとなりました♪

そんなポワフェレ。75年については、肉料理より魚料理のメイン「スズキとエビのムースリーヌ」と相性抜群でした☆白身魚の柔らかな旨味と、75年の柔らかくシミジミとした旨味がベストマリアージュ♪何となく赤ワインには肉料理を合わせがちな私ですが、魚料理との相性の良さを知ることが出来てよたった♪この前お会いしたシャトーオーナー「トリノー氏」のアドバイス通り試してみて良かったです☆

さて、ここでシャトーについてのまとめを少し。

サン・ジュリアンにはシャトー名に「レオヴィル」と付くシャトーが3つあります。おそらく一番有名なのが「ラス・カーズ」。ついで「バルトン」「ポワフェレ」。俗に「レオヴィル3兄弟」とも呼ばれるこのシャトー達、元は一つの大きなシャトーでした。1740年レオヴィル家が所有。「メドック最大かつ優良なブドウ畑」としてその名が知られていました。1840年に3つのシャトーに分割。当時の所有者ラスカーズ家の長男ピエール・ジャンがラス・カーズを相続し、彼の妹ジャンヌがポワフェレの土地を相続。そしてその土地をジャン・マリー・ド・ポワフェレ男爵と結婚した娘に譲渡したことにより、シャトー・レオヴィル・ポワフェレが誕生するに至りました。
1855年の格付けで2級を得るなど、ワイン造りは順風満帆に行くかと思いきや、ウドンコ病(オイディウム)による被害により収穫高は激減、品質も悪く、財政状況は悪化。泣く泣くシャトーを手放すこととなりました。そんなポワフェレを買収したのが銀行家やワイン・ブローカーとして有名なラランド家とエルランジェ家。ウドンコ病も克服し、かつての良質なポワフェレへと復活させました。1920年に所有者がキュヴァリエ家に代わり、現在に至っています。
このキュヴァリエ家。やや目立たない存在だったポワフェレを、設備投資やセカンドワインの導入、超有名ワイン醸造家ミシェル・ロラン氏によるコンサルタント等の努力が実り、その実力・評価は近年グングン上昇。2000年以降はパーカー氏もほとんどのヴィンテージで90点以上の評価をつけており、なんと!2009年ヴィンテージについては100点を獲得するまでになりました。今後ラス・カーズのように価格の高騰が予想されるシャトーの一つかもしれません。
作付け比率はカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー25%、プティ・ヴェルドー8%、カベルネ・フラン2%。プティ・ヴェルドーの作付け比率がやや高いという特徴があります。3か月毎に澱等を取り除きながら18~20ヶ月樽熟成させた後に、清澄・ろ過し瓶詰されます。こうして出荷されるポワフェレは「若い内から飲むことが出来、かつ長期熟成のポテンシャルも十分に持つ」と評されています。
そんなポワフェレを3ヴィンテージ垂直テイスティング出来たなんて・・・なんて幸せ❤美味しい料理も相乗効果で、本当に素晴らしいディナーとなりました☆またこんなワイン会を企画したいです!

今回のポワフェレ、飲んでみたい!と言う方に朗報☆こちらのサイトで購入可能です♪(残念ながら、78年は探しても見つかりませんでした・・・)


そしてパーカーポイント100点を獲得した2009年ヴィンテージはこちらで購入できそうです☆

CH.レオヴィル・ポワフェレ2009 No.94002
CH.レオヴィル・ポワフェレ2009 No.94002
価格:26,250円(税込、送料別)
いずれも残り在庫が少なくなっています。100点獲得したワインなので、今後おそらく手に入らないor価格が高騰することが予想されるヴィンテージ。今のうちに買って長期保存し、30年後位に楽しむのもいいかもしれませんね☆

レオヴィル3兄弟のうち、バルトンとポワフェレを制覇!こんなに短期間に制覇できるとは思っていませんでした。幸せだなぁ❤もっとも価格が高く手に入りにくいラス・カーズを制覇できるのはいつのことやら・・・。

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2013年6月7日金曜日

【前編】ボルドー垂直テイスティング・ディナー☆

この前1977年ヴィンテージを購入したワインショップを眺めていたら、な・なんと!70年代ヴィンテージ・ワインがまた入荷していました☆しかも同じシャトーの75・76・78年!急いでワイン友に連絡したら、「即買いせよ」とのご返答!オールドばかりもつまらないので2007年ヴィンテージを取り寄せてもらい、「75・78・07年 3ヴィンテージ垂直テイスティング会」を開催する運びとなりました☆
今回はそのレポの前哨戦「シャンパーニュ&白ワイン編」です♪

↓ワイン会に集まった全ワイン達☆ちなみに参加者は4人(笑)
 

場所は銀座のフレンチレストラン「ル・シャボテ」。このお店は、なんとワイン持ち込み無料コースもあるんです!事前に持ち込むワインを知らせておけば、大谷シェフがワインに合った料理を提供して頂ける☆なんていいお店❤

さて、まずは参加者全員がソワソワしながら見ていたシャンパーニュ!
COMTES DE DHAMPAGNE BLANC DE BLANC 2000 / TAITTINGER

言わずと知れたシャンパーニュの貴婦人、テタンジェ社のコント・ド・シャンパーニュ!コート・デ・ブランのグラン・クリュを含む、良質な畑のシャルドネ種のみで造られた「ブラン・ド・ブラン」です☆

注がれるさなからグラスの中から広がるエレガントな香りで、すでに心が躍る。「早く飲みたい!」と全身の細胞が訴えるかのよう。キメ細かい泡が弾ける度に香るエレガントでフローラルな濃厚アロマ。熟した洋ナシやリンゴの蜜香、バニラ、トースト、ホイップバター、ブリオッシュ。アカシアの花由来の蜂蜜香、ナッツ、ミネラル香。熟したシトラス系果実のピールのようなアロマも。クリーミーな泡が舌を包み、濃厚な柑橘系の果実味とシャープで溌剌とした酸が口中に広がる。そして永遠に続くのかと思わせるほど余韻が長く続く。そして「あー幸せ・・・」と思わず微笑みながら呟いてしまうほどの幸福感が残る。最高のフィネス。美味しい!!あー、やっぱりテタンジェ好きだなぁ。

そんなテタンジェ。フランス大統領主催の公式レセプションでも用いられている、いわばワイン大国フランスお墨付きのシャンパーニュ。本拠地ランスで家族経営を貫くメゾンの一つで、その歴史は1734年創立のフルノー社を起源としています。第一次世界大戦後、現テタンジェ社の礎を築いたピエール・シャルル・テタンジェ氏がシャトーとフルノー社を買収し、現在に至ります。
今回楽しんだ「コート・ドシャンパーニュ」の名は、9世紀から3世紀以上にわたり支配を続けた名家シャンパーニュ伯爵の一人「チボー4世」に由来しています。チボー4世の功績は何と言っても「シャンパーニュ地方のシャルドネ種の祖」をキプロスから持ち帰った事。今回飲んだシャンパーニュのシャルドネも、もしかしたらこのチボー4世シャルドネの子孫かも・・・。ロマンですね☆

続いて白ワイン!
CHASSAGNE MONTRACHET 2010 / PHILIPPE PACALET
フィリップ・パカレの村名ワイン、シャサーニュ・モンラッシェ!キャーー、パカレ!!めちゃくちゃ嬉しい❤今や自然派ワインを代表するパカレ。若かりし頃はロマネ・コンティの共同経営者プリューレ・ロック氏の醸造長を務め、あのロマネ・コンティ社の醸造長というオファーを辞退したという超天才醸造家です。辞退した理由が「自分が本当に造りたいワインを造る」ため。それ程の情熱を捧げて、ついに2001年ファースト・ヴィンテージをリリースするに至りました。シャサーニュ・モンラッシェは2009年がファースト・ヴィンテージ。2年目の2010年は、私が最近ハマっているヴィンテージなんです☆
ウキウキしながらグラスに注がれたワインを香る。グレープフルーツ、フレッシュなラ・フランス、フジリンゴのようなキメ細かいリンゴのアロマ。バターやサワークリーム、バナナのようなアロマ、キメ細かいミネラル香。時間が経つとともに、リンゴの蜜や軽い蜂蜜のようなアロマが現れてくる。口に含むと、豊かな果実味と酸味が口中に広がる。だけどやっぱりふくよかな印象。余韻もとても長い。これがまた、思い出すだけで幸せな気分に浸れる。あーー、パカレ大好き❤


コント・ド・シャンパーニュ、パカレのシャサーニュと相性抜群だった前菜がこちら、「自家製スモークサーモン サワークリームソース添え」。
スミマセン、正式名称はうる覚え・・・。2本のワインに共通しているバターやサワークリームのようなアロマが、この前菜のサワークリームベースのソースと完全にマリアージュ。スモークサーモンもアスパラガスも相性抜群!さすがシェフ。ただただ脱帽です☆

続いてもう一本の白ワイン。こちらはワイン好き過ぎて、GW休暇にオーストラリア・ワイナリー巡りに行かれたOさんのお土産ワイン☆ワイン・ラヴァー厳選のオージー白ワインとあって、期待がグングン高まります♪
CHARDONNAY CUVEE MV / PETERSONS
オーストラリアのハンター・ヴァレーにある、家族経営のワイナリー「ピーターソンズ」。2009~2011年のブドウをブレンドして造るMV(マルチ・ヴィンテージ)だとか。面白い!
グラスの中のワインの色合い!わぉ、濃いイエロー!香りはパカレと異なり、カリンやアプリコット、パイナップル、メロンのアロマ。ミネラル、バニラ、ナッツの香りも。ジャスミンの花のようなフローラルな香りが華やかで、まるで香水のよう。濃厚な果実味と共に、少し柑橘系ピールのような苦味を感じる、心地よい果実の甘やかなアロマが口に広がる。酸味も豊かだけど「シャープ」というよりは「ふくよか」なイメージ。アルコール感がやや強く、ガツンとくる豊満な白ワインでした!
このワイン。デザートの「ヌガー・グラッセ」と相性抜群でした!バニラアイスとアーモンドの味わいが、このワインのアロマと合致して、完璧なマリアージュを見せていました♪Oさん、すごく美味しくてクオリティーの高いワインですね!ありがとうございました☆

こんな素晴らしいワインたちで心も舌も肝臓も満たした後、ついに本日の真打登場!垂直テイスティングです☆そのシャトーは・・・メドック格付け2級「シャトー・レオヴィル・ポワフェレ」!詳細は近日アップ予定です♪(すぐ書きなさいって話ですよね・・・頑張ります!)

ちなみに、今回訪れたフレンチレストラン「ル・シャボテ」のHPはこちら!
本当に素敵なお店でした☆皆様もお気に入りのワインを携えて、シェフの素晴らしい料理とのマリアージュをお楽しみ下さい♪


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2013年6月5日水曜日

自然派ワイン@ミネラル(自由が丘)

「ワイン飲みに行こー!」という事になり、自由が丘近辺のワインバーを検索。
亀谷万年堂近くの踏切沿いにあるワインバー「ミネラル」をピック♪自然派ワインと自家製パン、そして電車を見ながらおいしいワインを飲めるというワインバー。鉄&ワインヲタが泣いて喜びそうな場所でした☆(私は鉄ヲタではありません、念のため(笑))

自分で選ぼうかとも思ったのですが、選択がいつも偏り気味なので店長レコメンドに乗ってみることにしました☆出会ったワインたちはこの3本♪
ZOZO 2004/ JULIEN COURTOIS
すみません!ジュリアン・クワトロのムニュ・ピノ100%っていうのは覚えていたのですが、名前とヴィンテージ忘れちゃって(> < )たぶん2004年のゾゾです。お店の人もこのヴィンテージで最後とか仰っていたので。
ムニュ・ピノ(Menu-Pineau)種という品種は初めてお目にかかります。ちなみにシノニム(別名)はアルボワ(Arbois)で、ロワールの地葡萄です。どんな感じなんだろう(ワクワク)。

かなり濃いめのイエロー。熟した洋梨、桃(ネクター)やリンゴの蜜、焼きリンゴのようなアロマ。少しタイムとかセージのようなハーブ香も。ミネラル感もあるし、酸化のニュアンスも感じる。香りからすこしまったりとした味わいかと思ったけど、豊かな果実味と酸味が心地よく、爽やかふくよかな味わい。同じロワールの主要品種でもあるシュナン・ブランとソーヴィニヨンブラン、どちらのニュアンスもある。ムニュ・ピノ結構好きかも☆
ジュリアン・クワトロのワイン。ビオディナミで育ったブドウを、ブドウに付着している自然酵母で発酵し熟成。ノンフィルターで瓶詰し出荷されます。私たちが飲んだワインがラスト。もう入荷の予定はないと仰っていました・・・残念!また飲みたいのにー。

PUTEUS VIDERE / LA TACHE
ラ、ラ・ターシュ??ドメーヌの名前がですけど(笑)。
ローヌのサンジョセフにあるドメーヌ。ビオロジック農法、自然酵母、SO2無添加、ノンフィルター。そして今回のワインの品種は・・・マルサンヌ100%!わぉ!マルサンヌ・ルーサンヌ混醸とかあ飲んだことありますが、100%は初かも☆またも未知への扉を開けてしまいます・・・
おー、南国の雰囲気(笑)。熟した洋梨、カリン、パイナップルのアロマ。少し甘い花の香りも。まろやかな果実味とキリっとしたミネラル感のバランスが良く、おいしい料理の相乗効果もあり、またもやグイグイ飲んじゃいました♪
ただ、個人的には1本目のムニュ・ピノ100%のほうが好み☆

さて、3人で飲み進めたこの飲み会。この辺りで結構酔いが・・・味の記憶はちょっとうる覚え気味です。あーまたもったいないことしたーー(> <)そんな状態で飲んだ最後の一本がこちら。

L'EBRESCADE 2005 / DOMAINE RICHAUD
フランス・ベスト生産者の一人にも選出されたマルセル・リショー氏が手掛ける、グルナッシュ種主体のローヌワイン☆最後にガツンとローヌ赤です♪
2005年ヴィンテージだけど、結構若い印象。チェリーやプラムのアロマ、何となく甘栗のようなほっこりとした甘い香り。胡椒やクローヴなどのスパイス感。しっかりとした果実味・酸味・タンニン。骨太のしっかりした骨格もあり柔らかな印象もあるので、結構飲みやすい感じ。
一緒に頼んだラムと相性抜群でした❤

ただ、詳細な味の記憶はございません!ワインよ、すまん!!

また飲みたいって思わせる3本。店長、素晴らしいワインをレコメンドしてくれてありがとうございます☆

私が味わいの記憶を若干なくしてしまった2本のうち、プテウス・ヴィデレはこちらで購入できるみたいです☆「自由が丘は遠い!」という方、要チェック♪


ちなみにワインバー「ミネラル」は「くちビル」というビルの1F。唇のマークが目印です☆

通っちゃいそうな予感❤


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2013年6月4日火曜日

シャトー・グロリア

先日アップした「シャトー・オーナー来日テイスティングイベント~シャトー・サン・ピエール編」に続き、今回は同オーナーのシャトー・グロリアのテイスティング・レポです☆

格付け4級シャトー・サン・ピエールの兄弟ワイン「シャトー・グロリア」。天使のファンファーレが描かれているエチケットがカワイイですね☆
メドック格付けが行われた1855年には、まだこのシャトーは存在していなかったため格付けには入っていませんが、格付けシャトー並みのクオリティーと評価の高いシャトーです。
サン・ピエールを購入するずっと前、1930年にこの土地でブドウ栽培を始めたアンリ・マルタン氏。格付け2級のシャトー・グリュオ・ラローズや、4級のシャトー・ベイシュヴェルなどの近隣のシャトーから、少しずつ畑を買い足し、今では50haという広大な畑でワイン栽培を行っています。そんな素晴らしい畑から造られるシャトー・グロリア。ロバート・パーカー氏からも絶賛を受ける程、品質の高いワインを造り出しますが、格付けで無い分お手頃価格で購入できる、かなりコスパの高いワインだそう。(元々はブルジョワ級でしたが、2003年の格付け見直しで申請を行わなかったため、現在はブルジョワ級でもなくなりました。)
作付け比率はカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルドー5%です。
さて、2009年と2004年を比較しつつ、いざテイスティング!
まずは2009年。かなりの凝縮感!カシスや煮詰めたベリーのアロマ。しっかりとした樽香、コーヒー、エスプレッソ、チョコ。クローヴなどのスパイス香。果実味・タンニン・酸味それぞれ非常に豊か。さすが2009年!
次に2004年。10年弱経っていますが、まだ若い印象。ただ、2009年と比較すると、コーヒーのアロマもどちらかと言うと濃いめの紅茶的。少しレザーや鉛筆のようなアロマも。味わいを比較してみると、2007年のほうが果実味もタンニンも全体的に穏やかでバランスが良く、今飲み頃を迎えている感じ。
トリノー氏に、このワインに合うおすすめワインを伺ったところ、2009年は赤身の肉、2004年は魚料理や、香り控えめのチーズを軽く焼いた一皿がお勧めとのことでした。また、いずれもチョコレートとの相性は抜群だよ!とおも仰っていました。
確かに、2004年のような少し控えめなボルドー赤には、ムニエル系とかグリルした魚(白身でもマグロとかの赤身でも)と一緒に食べてみたい☆いつもはこのようなワインには鶏肉を合わせていたけど、次回はぜひ魚料理と合わせてみようと思います!また、香り控えめのチーズを軽くオーブンとかで焼いて食べるっていうのも美味しそう!前にエポワス焼いて家中がすごい匂いになってしまったので(美味しかったですが・・・)、ブリーやカマンベールで試してみようかと思います♪レパートリーが増えて嬉しいなー❤

そんなトリノー氏のグロリア。この味わいでこの値段、本当にお買い得!以下のサイトでお買い物できますので、ぜひ皆様もトリノー氏おすすめ料理とのマリアージュ、試してみて下さいね☆


シャトー・グロリア[2004]【750ml】 Chateau Gloria
シャトー・グロリア[2004]【750ml】 Chateau Gloria
価格:4,800円(税込、送料別)

なかなかシャトー・オーナーを話しながらテイスティングする機会は得られないので、今回は本当に楽しく勉強できました!またこういったイベントがあったら、ぜひ参加してみたいです☆

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2013年6月3日月曜日

メドック格付け制覇~Ch.Saint Pierre

週末に、以前ご紹介した「シャトーオーナー来日テイスティングイベント」に行って来ました☆

フランス・ボルドーのサンジュリアン村にある2シャトー「シャトー・サン・ピエール」「シャトー・グロリア」のオーナー、ジャン・ルイ・トリオー氏が来日。30年ぶりだそうです♪

今ボルドーは雨ばかりらしく、東京で久し振りに晴天が見れて嬉しいです、との事。ボルドー、雨が続いてるんですね。
「今日のイベント参加者を見渡して、こうして若い人や女性がたくさん参加している。日本のワイン消費者層が成熟してきた事が伺えて嬉しい」的なことも仰っていました。女性に目が向くあたり、さすがフランス人なのでしょうか。
そんな話の後、自身のシャトーについての話になりました。今回は前編「シャトー・サン・ピエール」についてご紹介します☆

CH.SAINT PIERRE / SAINT JULIEN
フランス・ボルドーのサンジュリアン村に位置するシャトー・サン・ピエール。同じく格付け4級のシャトー・ベイシュヴェエルの裏にあります。西はグリュオ・ラローズ、東はデュクリュ・ボーカイユに隣接と、地理的な条件はかなり高く、カベルネ・ソーヴィニヨン種を育てるのには理想的な土壌だそうです。
シャトー・サン・ピエールの規模は17haと非常に小さく(メドック・シャトーの規模は通常30-40ha)知名度もあまり高くはありませんが、「格付けシャトーで最も過小評価されているシャトー」と評されるほど、そのクオリティーは高く、(知名度の低さ故)コストパフォーマンスも優れています。
作付け比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロー 20%、カベルネ・フラン 10%。50%新樽比率のオーク樽で18ヶ月熟成された後に瓶詰。ワイン栽培のモットーは「自然に任せる」だそうで、自身が行うことは「ブドウが健全に育つ手助け」だけで、なるべく人の手をかけずに、テロワールを体現するワイン造りを行っているそうです。トリオー氏はこのスタイルを「小さな子供が安全に道を歩けるように寄り添っているよう」と表現していました。あくまで歩くのは子供の意志。歩かせるような事はしない。なるほどねー。

シャトーの歴史についても簡単に説明していました。シャトー自体の歴史はメドックでも古く、300年前に遡ります。様々なオーナーの手に渡った後、トリオー氏の手に渡ったのが1981年。最初はシャトーのみを購入。翌年からブドウ栽培を開始したそうです(シャトーを購入したのは、彼の義父「アンリ・マルタン氏と言っていたかもしれません)。

さて、そんなシャトー・サン・ピエール。3ヴィンテージを垂直テイスティング!ワーイ☆

まずは2009年。カシス、ベリーなどのフレッシュな果実のアロマ。少しスモーキーな印象。タバコやコーヒー、ダークチョコ、クローヴなどの香りが心地よい。時間と共に、少しミントやユーカリのような香りも感じられました。事前にデキャンタージュされていたからか、味わいは凝縮感も感じられるけど比較的柔らか。果実味・タンニン・酸味のバランスが非常に良い一本でした。2009年は乾燥し日照もかなり多かった年だけあり、果実味たっぷり凝縮感溢れる味わいでした。
次いで2007年。うわ、土付きごぼう!!かなり土の印象。生のジャガイモとか、濃いコーヒー、カカオ、アーモンドの渋皮、杉。果実香はあまり感じられず、青っぽさが目立つ。2007年は涼しく日照もあまり多くなかった年。なので、果実味が乏しく青っぽい香りや土っぽい香りがメインとなったようです。
最後に1998年。ドライベリー系のアロマ、カカオ、チョコ、エスプレッソ。レザーや腐葉土、森、スーボア、キノコのような香りも感じられる。タンニンもこなれてきてまろやかな味わい。どことなく、醤油のようなニュアンスもある。イメージ的には、2009年と2007年の中間くらいの味わいだったワインが熟成したような感じ。
同じ畑・シャトーのワインでも、ヴィンテージによってこんなに香りや味わいが違うのか!と驚きの連続でした。2009年は今でも楽しめるし、熟成させても楽しめそう。また、赤身の肉料理やチョコなんかと合わせたい味わい。2007年は今は青さや土感が強いですが、「熟成させることによって土感はキノコのようなアロマになり、旨味がグッと増すと思いますよ」との事。そして今飲むなら、ワイン単体で楽しむより「牛肉と牛蒡のしぐれ煮」などの和食と合わせると良いかもです。1998年に関しては、ワイン単体でこのジンワリおいしい味わいを楽しんでもいいし、醤油を使った和食と合わせても良さそう♪

そんなわけで、勉強にもなったし何より楽しかった!
ちなみに、トリノー氏とお話ししたところ、毎日ワインを飲むが、ワインはあまり買わないとのこと。なんと、自身のシャトー・ワインと、メドック・シャンパーニュ等フランス各地のシャトー・ワインと「物々交換」しているそうです☆まぁお中元やお歳暮みたいな感じで、シャトーのワインを贈ると、そのシャトーのワインが返礼として帰ってくるそうです。(シャトーを訪ねてお互いのワインを贈り合う、みたいな感じ??)
また、彼の赤ワインは肉料理でも魚料理でも合うらしいですが、どんな料理方法を試しても「牡蠣」とは合わない!と仰ってました。最後に「牡蠣料理とだけは一緒に飲んじゃだめだよ!」と釘を刺されました(笑)。あと、「和食ならすき焼きがイイですよ☆」と伝えたら「じゃあ今度君の家にご馳走になりに行くよ!」なんてノリで話して下さる、生真面目さの中にも人間味&ユーモア溢れるステキなジェントルマンでした☆

そんなトリノー氏のサン・ピエール。2009・2007年ヴィンテージワインはこちらのサイトで購入できるみたいです♪(98年は見つかりませんでした・・・)



ぜひ味わいの違いを試してみて下さい!面白いですよー(^ ^)/

いつかボルドーに旅行に行けたら、ぜひトリノー氏のシャトーを訪れてみたいです☆


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2013年5月30日木曜日

メドック格付け制覇~Ch.La Lagune

先日ワインショップにて、70年代ボルドーワインを何本か発見しました。そのうちの一つ、77年ヴィンテージを開けてしまいました☆
1977年はボルドー史に残る位の大不作ヴィンテージ。なので生産数が少ない上、(それ程長期熟成に向いているヴィンテージでもないからか)早めに飲まれてしまっている率も高く、なかなか手に入らないんです・・・。そんな77年ヴィンテージ、しかも格付けシャトー♪いざ実飲!

1977 CH.LA LAGUNE / HAUT MEDOC
フランス・ボルドーのオー・メドック地区にシャトーを構えるラ・ラギューヌ、メドック格付けは3級です。慎重に抜栓したのですが、やはり途中でコルクが折れてしまいました(> <) が、何とかワインに落とすことなく、残りのコルクも無事回収。オールド・ヴィンテージ抜栓用を買う必要性を感じました・・・。
そっとグラスに注いで状態をチェック。とりあえずブショネでもなく健全でした☆あー良かった。
まずはその色合いに心を奪われました。36年を経て、随分と淡い色調に変化したワインのエッジは、レンガ色~マホガニー色。晩秋の紅葉の枯葉を思わせる色合い。グラスの中のワインを嗅いでみると、まるで今は取り壊してしまった実家の木造住宅を思い出させる香りに満ちていました。長い年月を経た畳、数十年前から愛用している革張りのソファー。バラのドライフラワーと干しぶどう、落ち葉が積もっている庭、腐葉土の香り。マッシュルームやトリュフのアロマ、パイプから流れる刻みタバコの煙が晩秋の庭に漂う。アーモンドの渋皮や鉛筆削りのカス、クローヴのようなスパイス香、僅かだけど毛皮のような香りも感じられる。味わいはスムースで、ほのかに残る果実味と、すっかりこなれて滑らかになったタンニン。やや酸が強く、若干バランスが崩れている。また、ボルドーだけど、どこかブルゴーニュ的でもある味わいが印象的でした。
全体的にセピアがかった味わい。しみじみとした旨味が余韻に残る。若い時期はもっと果実味も豊かで生き生きとした味わいだったんだろうなぁ。それはそれで美味しかったんだろうし、この少し枯れた感じも味わい深く、違った美味しさを醸し出す。
何となく今は無き昔の実家や祖父母を思い出したからか、少し感傷的になりつつ、しみじみと「36年という時間の経過」を噛みしめながら味わいました。
きっとこのワインに合うだろうと思い、ツマミにはエポワスを用意しました☆(家にあったカマンベールもついでに。)
マールで何度も洗って造るウォッシュタイプのチーズ「エポワス」。ウォッシュタイプチーズの王様とも称され、その芳香は「神様のおみ足」とも言われています・・・ま、臭いけど旨いっていう味です♪このエポワスは、ブルゴーニュ赤との相性が良く、特に長期熟成したワインとの相性が抜群!今回の熟成ラ・ラギューヌのやや枯れた味わいとも見事にマリアージュしてました☆美味しい!!やっぱり熟成ワインには、トロトロになったエポワスが一番です♪
ちなみに、ついでに食べたロイヤル・ファルコンの熟成カマンベール。この熟成ラ・ラギューヌとはあまり合いませんでした・・・残念(> <)

さて、シャトー・ラ・ラギューヌについて少し。
シャトー・ラ・ラギューヌの歴史は16世紀に遡ります。1730年までにはシャトーも建設され、ブドウ栽培も開始されました。De Seze家が所有者になった後、何世代にもわたってクオリティの高いワイン造りを行っていましたが、1950年代、戦後の不況やボルドーを襲った霜被害等の苦境に耐えきれずシャトーを売却することとなりました。1958年ジョルジュ・ブリュネ氏がシャトーを購入した時、ブドウ生産可能な樹のある畑の面積は僅かばかりと、畑はかなりの荒廃ぶり。もはや格付けシャトーの面影もなく、復活させるのは夢のまた夢だと言われていました。しかしブリュネ氏は諦めず、畑のブドウ樹を植え替え、最先端のシャトーへとリノベーションし、復活の活路を見出しました。経済的な理由から、数年後にシャンパーニュ・メゾン「アラヤ」に売却された後も、品質向上路線から外れることなく、見事に格付けシャトーらしさを取り戻しました。その後現オーナーであるフレイ家が2000年にシャトーを購入し、安定したクオリティのワインを世に送り続けています。
そんなラ・ラギューヌ。作付け比率はカベルネ・ソーヴィニヨン 60%、メルロー 30%、プティ・ヴェルドー 10%。新樽比率55%のフレンチオークで18ヶ月樽熟成された後に瓶詰されます。現在のラ・ラギューヌの醸造家はカロリーヌ・フレイさん。めちゃくちゃ美人なんです!!気になる方は、こちらのHPでぜひチェックしてみて下さい☆
http://www.chateau-lalagune.com/chateau-la-lagune-en.html

いやはや、70年代ボルドーを初めて味わいましたが、滋味溢れる味わい深いワインでした。感傷に浸れもしたし、大満足!ぜひ若いヴィンテージも味わってみたいです☆

77年ヴィンテージは見つかりませんでしたが、その翌年78年ヴィンテージのワインはこちらで購入可能です☆

このサイトでは、なんと!66年ヴィンテージも購入可能!!うわー、気になりますね♪ぜひ熟成エポワスとのマリアージュを試してみて下さい☆
エポワス(AOP)
エポワス(AOP)
価格:2,900円(税込、送料別)

オールド・ヴィンテージ。ハマってしまう予感・・・❤


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