今回はそのレポの前哨戦「シャンパーニュ&白ワイン編」です♪
↓ワイン会に集まった全ワイン達☆ちなみに参加者は4人(笑)
場所は銀座のフレンチレストラン「ル・シャボテ」。このお店は、なんとワイン持ち込み無料コースもあるんです!事前に持ち込むワインを知らせておけば、大谷シェフがワインに合った料理を提供して頂ける☆なんていいお店❤
さて、まずは参加者全員がソワソワしながら見ていたシャンパーニュ!
COMTES DE DHAMPAGNE BLANC DE BLANC 2000 / TAITTINGER
言わずと知れたシャンパーニュの貴婦人、テタンジェ社のコント・ド・シャンパーニュ!コート・デ・ブランのグラン・クリュを含む、良質な畑のシャルドネ種のみで造られた「ブラン・ド・ブラン」です☆
注がれるさなからグラスの中から広がるエレガントな香りで、すでに心が躍る。「早く飲みたい!」と全身の細胞が訴えるかのよう。キメ細かい泡が弾ける度に香るエレガントでフローラルな濃厚アロマ。熟した洋ナシやリンゴの蜜香、バニラ、トースト、ホイップバター、ブリオッシュ。アカシアの花由来の蜂蜜香、ナッツ、ミネラル香。熟したシトラス系果実のピールのようなアロマも。クリーミーな泡が舌を包み、濃厚な柑橘系の果実味とシャープで溌剌とした酸が口中に広がる。そして永遠に続くのかと思わせるほど余韻が長く続く。そして「あー幸せ・・・」と思わず微笑みながら呟いてしまうほどの幸福感が残る。最高のフィネス。美味しい!!あー、やっぱりテタンジェ好きだなぁ。
そんなテタンジェ。フランス大統領主催の公式レセプションでも用いられている、いわばワイン大国フランスお墨付きのシャンパーニュ。本拠地ランスで家族経営を貫くメゾンの一つで、その歴史は1734年創立のフルノー社を起源としています。第一次世界大戦後、現テタンジェ社の礎を築いたピエール・シャルル・テタンジェ氏がシャトーとフルノー社を買収し、現在に至ります。
今回楽しんだ「コート・ドシャンパーニュ」の名は、9世紀から3世紀以上にわたり支配を続けた名家シャンパーニュ伯爵の一人「チボー4世」に由来しています。チボー4世の功績は何と言っても「シャンパーニュ地方のシャルドネ種の祖」をキプロスから持ち帰った事。今回飲んだシャンパーニュのシャルドネも、もしかしたらこのチボー4世シャルドネの子孫かも・・・。ロマンですね☆
続いて白ワイン!
CHASSAGNE MONTRACHET 2010 / PHILIPPE PACALET
フィリップ・パカレの村名ワイン、シャサーニュ・モンラッシェ!キャーー、パカレ!!めちゃくちゃ嬉しい❤今や自然派ワインを代表するパカレ。若かりし頃はロマネ・コンティの共同経営者プリューレ・ロック氏の醸造長を務め、あのロマネ・コンティ社の醸造長というオファーを辞退したという超天才醸造家です。辞退した理由が「自分が本当に造りたいワインを造る」ため。それ程の情熱を捧げて、ついに2001年ファースト・ヴィンテージをリリースするに至りました。シャサーニュ・モンラッシェは2009年がファースト・ヴィンテージ。2年目の2010年は、私が最近ハマっているヴィンテージなんです☆
ウキウキしながらグラスに注がれたワインを香る。グレープフルーツ、フレッシュなラ・フランス、フジリンゴのようなキメ細かいリンゴのアロマ。バターやサワークリーム、バナナのようなアロマ、キメ細かいミネラル香。時間が経つとともに、リンゴの蜜や軽い蜂蜜のようなアロマが現れてくる。口に含むと、豊かな果実味と酸味が口中に広がる。だけどやっぱりふくよかな印象。余韻もとても長い。これがまた、思い出すだけで幸せな気分に浸れる。あーー、パカレ大好き❤
コント・ド・シャンパーニュ、パカレのシャサーニュと相性抜群だった前菜がこちら、「自家製スモークサーモン サワークリームソース添え」。
スミマセン、正式名称はうる覚え・・・。2本のワインに共通しているバターやサワークリームのようなアロマが、この前菜のサワークリームベースのソースと完全にマリアージュ。スモークサーモンもアスパラガスも相性抜群!さすがシェフ。ただただ脱帽です☆
続いてもう一本の白ワイン。こちらはワイン好き過ぎて、GW休暇にオーストラリア・ワイナリー巡りに行かれたOさんのお土産ワイン☆ワイン・ラヴァー厳選のオージー白ワインとあって、期待がグングン高まります♪
CHARDONNAY CUVEE MV / PETERSONS
オーストラリアのハンター・ヴァレーにある、家族経営のワイナリー「ピーターソンズ」。2009~2011年のブドウをブレンドして造るMV(マルチ・ヴィンテージ)だとか。面白い!
グラスの中のワインの色合い!わぉ、濃いイエロー!香りはパカレと異なり、カリンやアプリコット、パイナップル、メロンのアロマ。ミネラル、バニラ、ナッツの香りも。ジャスミンの花のようなフローラルな香りが華やかで、まるで香水のよう。濃厚な果実味と共に、少し柑橘系ピールのような苦味を感じる、心地よい果実の甘やかなアロマが口に広がる。酸味も豊かだけど「シャープ」というよりは「ふくよか」なイメージ。アルコール感がやや強く、ガツンとくる豊満な白ワインでした!
このワイン。デザートの「ヌガー・グラッセ」と相性抜群でした!バニラアイスとアーモンドの味わいが、このワインのアロマと合致して、完璧なマリアージュを見せていました♪Oさん、すごく美味しくてクオリティーの高いワインですね!ありがとうございました☆
こんな素晴らしいワインたちで心も舌も肝臓も満たした後、ついに本日の真打登場!垂直テイスティングです☆そのシャトーは・・・メドック格付け2級「シャトー・レオヴィル・ポワフェレ」!詳細は近日アップ予定です♪(すぐ書きなさいって話ですよね・・・頑張ります!)
ちなみに、今回訪れたフレンチレストラン「ル・シャボテ」のHPはこちら!
本当に素敵なお店でした☆皆様もお気に入りのワインを携えて、シェフの素晴らしい料理とのマリアージュをお楽しみ下さい♪
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