(左から)
⑰DREAMS '10/JERMANN
成熟した洋ナシ・白桃のような果実のアロマ。程よく樽熟成に由来するバニラ香。少しバナナのような香りも。酸っぱさもそれ程感じず、まろやかで芳醇な味わい。セパージュはシャルドネ95%/他。他がなんなのかが気になるところです・・・
⑱VINNAE '11/JERMANN
⑰のドリームスとは異なる味わい。色合いも黄色味がやや強い。リンゴのアロマ。なんとなく金木犀的な、黄色い花の香り。酸味もしっかり感じられる。あと、飲んだ後に、少しだけ下に苦味を感じた。セパージュはフリウラーノ/リースリング/リボッラ・ジャッラ。
⑲AFIX RIESLING '10/JERMANN
リースリングらしい、ライチのような果実のアロマ。酸味もフレッシュ。新鮮な果実を飲んでいる感じ。
イエルマンは、イタリアで白ワインの銘醸地として知られている、フリウリ・ベネツィア・ジュリア州にあるワイナリー。モダンで洗練されたワインを造り出しています、との説明。イエルマンのフラッグシップ的なワインはドリームス。ムルソー系の芳醇白ワインが好きな人にオススメかも。ちなみに、フリウリのDOCGはラマンドロとピコリット。そこに新しくロサッツォが加わったそうです。
続いて、その他造り手によるシャルドネ主体白ワインと、⑰ドリームスを比較してみました。
⑮AL POGGIO '10/CASTELLO DI AMA
キャンティ・クラシコで有名なカステッロ・ディ・アマによる、トスカーナ産の白ワイン。セパージュはシャルドネとピノ・グリージョ。
果実のアロマより、まずバニラやバター、ナッツのような香りが豊か。あまり冷やし過ぎず、大き目のグラスでゆっくり飲むと良さそう。生ハムとの相性◎でした♪
ただ、ドリームスのほうが果実のアロマも豊かで、バランスがいいなと感じました。
㉖BRAMITO DEL CERVO '11/ANTINORI
「ウンブリア州にある、アンティノリ系のワイナリー「カステッロ・デラ・サラ」が造る、シャルドネ100%の白ワインです。」との説明。
やはりこれもバニラ・バター・ナッツの香り。でもアル・ポッジョ程ではない。グレープフルーツや洋梨のような果実香も。酸味のバランスもいい。
ドリームスのほうが香りが豊かで余韻が長い、といった印象ですが、半額以下(2千円台)なので、コスパは高い。
㉓ROSSJ-BASS '10/GAJA
ガヤのロッシィ・バス!!これが飲めるなんて・・・❤ピエモンテ州のDOCランゲ。ロッシィ畑とバス畑で育ったシャルドネをブレンドして造られる、シャルドネ100%の白。真打登場って気分。
飲んでみると、やっぱりバランスが良くてエレガント。おいしいねぇ、と素直に思う。ブルゴーニュのグラン・クリュに引けを取らない。グレープフルーツのような柑橘系のアロマ、フローラル、火打石のようなミネラル香、上品な樽香。少し蜂蜜のような香りも。酸味も豊かで上品。余韻も長い。長期熟成のポテンシャル高い。5年・10年と熟成させた後に飲みたい。
ドリームスのほうが、果実味をたっぷり酸も穏やか。ロッシィ・バスのほうがエレガントでブルゴーニュ系。この二本は人によって好みが分かれそう。私はロッシィ・バスのほうが好き♪
同じ品種・生産国でも、州や造り手でまったく個性が違う。テイスティングイベントは、こういう比較が出来るので楽しいです♪
次回は赤ワイン編①「イタリア伝統の赤」です(^-^)/
エノテカさん、結構こんな感じの週末テイスティング・イベントやってるみたいです。
ご興味のある方は、こちらのサイトからチェックできますよ♪
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