2013年2月9日土曜日

メドック格付けワイン制覇~Ch.d'Armailhac

先週行ったワイン会前回の白ワイン編に続いて、今回は赤ワイン①!

心優しいお友達のお蔭で、「メドック格付けワインを制覇」に2歩近づきました♪
(メドック格付け61シャトーはこちら

←Ch. d'Armailhac 2001/Pauillac (格付け5級)

12年熟成を経て、色はオレンジがかったガーネットに。豊かで力強い香りは、熟成を経たことにより、複雑性を増している。ブラックベリー・ブルーベリー・カシスと共に、レーズンやプルーン、なめし革といった熟成香も感じられる。他にも、シダ・セージ・ナツメグ・クローブや、コーヒー・タバコ・上質な葉巻・トリュフ・腐葉土の香りも。この香りが、なめらかでスムースな飲み口と共に、口中に広がる。酸味・タンニンのバランスも良く、味わいに一体感がある。

やっぱり、ボルドーは熟成を経て初めて真価を発揮するって事ですかね。まさに今飲み頃を迎えたボルドーを飲むと、ワインの頂点であり続ける理由がわかる気がします。

ブドウを持った右手を挙げたバッカス(酒の神様)の絵が印象的なダルマイヤック。現在はメドック格付け1級「ムートン・ロスチャイルド」所有ですが、このシャトーは、所有者やシャトー名が何度も変わってきたことでも有名です。18世紀よりダルマイヤック家に所有されていたシャトーを、1933年にバロン・ド・ロスチャイルドが購入。その当時は「シャトー・ムートン・ダルマイヤック」と呼ばれていました。その後「シャトー・ムートン・バロン・フィリップ」、次いで「シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ」と改名。1989年、やっぱりオリジナルがいいよってことで、現在の「シャトー・ダルマイヤック」に改名され、現在に至っています。

ブドウの作付比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン 57%、メルロー 23%、カベルネ・フラン 18%、プティ・ヴェルド 2%。比較的メルローの比率も高いので、熟成が早く、飲み口が柔らかい、早くから楽しめるワイン。前に2009年ヴィンテージをテイスティングしましたが、凝縮した果実味と比較的柔らかな口当たりが美味しく、確かに早くから楽しめる格付けワインの一つだと感じました(熟成ワインのような複雑性は楽しめませんが)。

近年、品質の向上が評価されており、もしかしたら将来価格が高騰する可能性もあり。みなさま、ぜひコスパが高いうちに飲んでみて下さい♪美味しいですよー(^o^)b



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