週末にワイン会の予定が入っていると、その週ずっとウキウキし通しですよね☆ワイン会、ばんざーーい♪
そんなわけで、ワイン会レポ。毎回皆様のステキなセレクションに脱帽です。
そして今回は、私の企画(61シャトー制覇)を手助けしてくれるという優しさ・・・泣けてきます(ToT)
総勢12本!そして美味しいフード♪ワイン・フードともに、皆様のセンス、良い!
そして今回のメインイベントの一つ。チーズプロフェショナルによる、チーズ講習♪ラングル/ブリアサヴァラン/パルミジャーノ/青カビ。どういうチーズかの説明や、切り方・切り方による味の違いなど、本格的に教えて頂きました。しかも英語・・・(イケメン・フレンチガイ♪)。ブログ、並行して英語でもアップしようかな・・・。
まぁそれはさておき。今回は泡・ブラインド白ワイン編です☆
Jerome Prevost La Closerie Les Beguines/Champagne
今回の泡は「人生で飲むべき泡30本のうち、飲まないと後悔する泡10本」中の1本だそう。おぉぉ!さすが、いつも素敵なセレクション☆このシャンパーニュ。なんとセパージュはピノ・ムニエ100%!なんとなく脇役気味のムニエが、まさかの主役。しかも独演会。さながら、相棒シリーズのスピンオフ「鑑識。米沢守」の六角精児さんのよう・・・
とてもふくよかで優しい味わい。舌を包み込むような細やかな泡。火打石のようなミネラル感と、スパイシー?イースト?スモーク??みたいな香りもある。このふくよかでキメの細かい泡がとても印象的で、私の勝手なピノ・ムニエ感が払拭されました。脇役なんて言って、本当にスミマセン・・・
シャンパーニュには、瓶内二次醗酵後に「ドサージュ/門出のリキュール(Liqueur d'Expedition)」という、甘めのリキュールを加える工程があります。このリキュールの量でシャンパーニュの甘辛度が決まるため、シャンパーニュの味を左右する大事な工程の一つ。シャンパーニュ1L中の残糖分によって、以下に区分されます。
Dosage zero, Brut Nature 3g/L未満 (一番辛口)
Extra Brut 0-6g/L (極辛口)
Brut 12g/L以下 (辛口・・・一般的な味わい)
Extra Dry 12-17g/L (辛口)
Sec 17-32g/L (中辛口)
Demi-Sec 32-50g/L (中甘口)
Doux 50g/L以上 (甘口)
今回の泡はExtra Brut。極辛口。確かにそんな味わいでした。
ついで白ワインブラインド。
(左)Chablis 2011/ William Fevre
(右)Muscadet sevre et maine 2011/Domaine de la Louveterie
シャブリ・・・はぁ、前に牡蠣と合わせて飲みましたよ・・・(
こちら)。ブラインドで飲むと、本当にわからない・・・そのミネラル感と酸味から、ミュスカデなんかと間違えそうです。だからこそ、2本目はミュスカデ・・・なるほどーーー!正直これが試験に出たら間違えちゃいます。
続いて・・・
Langhe Chardonnay 2000/ Marchesi di Gresy
バルバレスコで有名なマルケージ・ディ・グレシーによるシャルドネ。しかも2000年。私セレクション。樽熟成シャルドネの熟成白ワイン。かなり色も濃いし、味わいもカリン、パイナップル、メロン的なふくよかな味わい。ナッツやバニラの香り。皆さま、ニューワールド系のそれ程古くないワインだと思ったそうです。熟成白ワインの特徴は、濃い黄金色またはアンバーのような色合い。蜂蜜香。温度が上がると、少し蝋っぽい香りも(あまり良くないのですが)。これは美味しいですよ♪結構コスパ高いです☆
ちなみに、マルケージ・ディ・グレシーは「マルティネンガ」という、バルバレスコの中で質の高い畑を単独所有(モノポール)しています。いつかマルティネンガ・バルバレスコを飲んでみたいものです。
続いて・・・
Pinot Gris, Reserve 2006/ Domaine Gerard Schueller et Fils
アルザスの甘口!すっかり忘れていました・・・
おいしい!リッチでパワフルでフルーティなんだけど、ちゃんと酸味があるから、甘口だけどすっきりと飲める。香り的には杏子とかリンゴの蜜とか。ビオディナミで造られるこのワイン。なんとほぼ酸化防止剤のSO2を使用していないそう。
アルザスでは、指定4品種で甘口ワインが造られます。1Lあたりの糖含有量によって、①遅摘み(Vendanges Tardives)と②貴腐(Selection de Grains Nobles)に分けられます。
ゲヴュルツトラミネル ①257g/L ②306g/L
ピノ・グリ ①257g/L ②306g/L
リースリング ①235g/L ②276g/L
ミュスカ ①235g/L ②276g/L
これは試験に出るかも…なので、覚えておいたほうがイイかもです。
続いて・・・
Chablis 1er Cru Fourchaume /Laboure-Roi
ラブレ・ロワのシャブリ1級。シャブリ比較です♪
最初のシャブリより濃厚で深みがある。柑橘系のアロマ、レモンやオレンジの皮のような香り。ミネラリー。しっかりした酸があるので、やはりシャブリらしいと言えばシャブリらしい。シャブリ1級畑は、よりコクがあって上質・エレガント。おいしいなぁ。
生牡蠣と合わせるなら、最初のシャブリ。このシャブリは、寒ブリ・ヒラメに合いそう。生牡蠣と合わせると、ワインに厚みがある分、牡蠣が生臭く感じるかも。牡蠣とシャブリは相性抜群♪とはいえ、1級・特級はやめておいたほうがよさそうです。合わせるなら、普通のシャブリかプティ・シャブリ。うーーん、食べたくなってきました。
続いて、今回最後の白☆
Villemajou Blanc 2011/Gerard Bertrand
フランス・ラングドックのAOCコルビエールの白。セパージュはマルサンヌ/ルーサンヌ/ブールブラン/マカベオという、南仏白ワイン品種4種のブレンド♪
すごくエレガント。樽香もある。でもシャルドネじゃない。イタリア??とも思ったけど、なんだか違う。答えを聞いて納得。南仏でした。フレッシュ・フルーティでフローラル。とても上品。美味しい♪
ヴィルマジューの造るワインは、赤・白ともにエールフランス航空のビジネスクラスでも採用されるほどのクオリティ。ワイン雑誌でも高得点を獲得していいます。
次回は赤ワイン編です!
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